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【採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例8選】今求職者・就活生が求めるオフィスとは?

優秀な人材の確保がますます難しくなっている今、就活生や求職者に選ばれる会社になるためには、”採用ブランディング”が重要な鍵を握っています。
採用サイトやSNS、会社説明会など、多様な手法でブランディングが進められる中、特に影響力が大きいとされているのが「オフィス環境」です。
そこで本記事では、採用力を高めるオフィス・下げるオフィスの違いを解説しながら、採用力強化につながるオフィスデザインの事例を厳選してご紹介します。

ぜひご参考になさってください!

目次

求職者や就活生が今、オフィスに求めていることとは?

求職者や就活生が今、オフィスに求めていることとは?

採用力を高めるには、まず現代の求職者や就活生がどのようなオフィス環境を理想としているのかを理解することが欠かせません。

オフィスビルや商業施設に関するマーケット調査・分析を行う「ザイマックス総研」の調査(※)によれば、理想の働き方として「ハイブリッドワーク」を挙げた就活生が67%と圧倒的多数で、次いで「完全出社」14.3%、「完全テレワーク」7.4%と続きました。
つまり、意外にも多くの若者が「オフィスで働くこと」を必要としていることが分かります。

さらに「テレワークに対応するために、サテライトオフィスなどを用意している企業に魅力を感じる」割合は81.6%、自宅やカフェ以上に、整った仕事環境が求められていることが分かります。

オフィスに求める条件では、「カフェやリフレッシュスペースが整備された快適な室内環境」が、「グレードの高いビルであること(商業施設や飲食店の充実など)」を上回る結果に・・・つまり、“見た目のステータス”より“中身の快適さ”が重視される時代になっているのです。

(※)https://soken.xymax.co.jp/2024/03/14/2403-job_hunting_students_survey_2024/?utm_source=chatgpt.com

そこで働きたくなるオフィスデザインのポイント

そこで働きたくなるオフィスデザインのポイント

採用力を高めるためのオフィスデザインの工夫を3つの視点からご紹介します。

●第一印象を高めるエントランス
求職者が最初に目にするエントランスは、オフィスの“顔”。採用において最も重要な空間のひとつです。
もしリフォームするなら、まずエントランスから始めるのがおすすめです。

ナチュラルで開放的な雰囲気のエントランスや、ガラスパーテーションで中の様子が少し見える構造は、求職者に安心感や信頼感を与える効果があります。

●開放感あるオフィスレイアウト
自由で柔軟な働き方を望む傾向が強い現代の求職者にとって、開放的な空間は大きな魅力です。
業務エリアはもちろん、気分転換できるリフレッシュスペースの存在も評価されます。
快適なリフレッシュ空間づくりのコツは次の3点です。
・業務スペースから視線が遮られていること
・景観の良い窓際に配置すること
・グリーンを取り入れた、リラックスできる内装にすること

●遊び心のある内装
“オフィスっぽくない”空間は、自由な企業風土やワクワク感を演出する鍵となります。
カフェ風インテリアやホテルライクな家具、さらにはマッサージチェアやバーカウンターなど、入社後の“楽しさ”を想像させる仕掛けが有効です。

入社したくなるようなオフィス設備・環境を整えるポイント

入社したくなるようなオフィス設備・環境を整えるポイント

ここからは、求職者・就活生が入社したくなるようなオフィス設備・環境を整えるポイントをご紹介します。

●ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)
仕事内容に応じて働く場所を選べるABWは、柔軟性を重視する若年層にぴったりのスタイル。
この仕組みを実現するには、多様な席タイプを用意する必要があります。

●快適なオフィス家具
質の高いデスクやチェアは、自宅やカフェでは実現しにくい、オフィスならではの強みです。
特にチェアは、姿勢や健康にも影響する重要アイテム、快適性を重視することで、職場の魅力がアップします。

●社内イベント対応の設備
現代のオフィスは「働く場」だけでなく、「学び・交流の場」としても期待されています。
飲食ができるキッチンやバーカウンター、音響設備やロールスクリーンがあると、勉強会や懇親会など多様な場面に対応できます。

▼関連記事はこちら
「社員が自然と出社したくなるオフィスとは?4つのポイントを徹底解説!」

入社志望度が下がるオフィスとは?注意したいポイント

入社志望度が下がるオフィスとは?注意したいポイント

反対に、入社志望度を下げてしまうオフィスの特徴をご紹介します。

●古さを感じる空間
昭和感のある事務的な内装は、どんなに会社や仕事内容が魅力的でも求職者の印象を下げてしまいます。
特に10年以上手を加えていない自社ビルや賃貸オフィスは、早めの見直しをおすすめします。

●清潔感の欠如
インテリアがどんなにおしゃれでも、汚れや古さが目立つと逆効果です。
特にトイレや給湯室などの水まわりは要注意。定期的なリフォームやクリーニングが不可欠です。

●整理整頓ができていない
意外と見られているのが「デスクや書類棚の散らかり具合」。
整っていない環境は、“忙しすぎて余裕がない会社”という印象を与えてしまうかもしれません。
整理整頓された空間で、ポジティブな職場イメージを与えましょう。

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例①:ワクワクする仕掛けが満載

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例①:ワクワクする仕掛けが満載

こちらは、“社員が喜ぶオフィスを作りたい”というご要望の元、デザインした空間です。
ガラスパーテーションで仕切られたエントランスからは、フリースペースや開放的な業務スペースが一気に見渡せるので、来社する人に安心感を与えます。

オフィス内にあるリフレッシュスペースは、気兼ねなくリラックスできるよう、業務スペースから見えない場所に位置しており、キッチンや本格的なマッサージチェアが置かれています。

※ワクワクする仕掛けが満載なオフィスの様子は、こちらの事例記事でご覧いただけます。
「社員の喜ぶ工夫が満載!スケルトンの天井が開放的なオフィスデザイン事例」

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例②:モノトーンのスタイリッシュな空間

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例②:モノトーンのスタイリッシュな空間

こちらは、“テレワークを前提とした設備を整えると共に、採用力がアップするようなオフィスを作りたい”というご要望を元にデザインした空間です。
モノトーンで統一された内装はシンプルでスタイリッシュ、エントランスは手作業で施された左官壁になっており、来社する人にインパクトを与えます。

普段はテレワークですが、フリーアドレスの業務スペースもあるので、好きなときに出社できる他、完全個室のワークブースを備えているので、TV会議のときも安心、求職者は自由な勤務環境をイメージしやすいでしょう。

※オフィスっぽくない、スタイリッシュなオフィスの様子はこちらの事例記事でご覧いただけます。
「テレワーク設備も充実!モノトーンでシックな空間のオフィスデザイン事例」

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例③:和モダンなエントランス

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例③:和モダンなエントランス

こちらは、“採用力を強化されたい”と、元々所有されていた自社ビルとは別の場所にオフィスを設けられた事例です。

最も特徴的なのはエントランス、ウォールナット色の木材を格子状に並べたダイナミック装飾が
間接照明によって照らされ、和モダンの品格ある雰囲気を作り出しています。
季節ごとに変わるデコレーションが、来社する求職者やお客様を毎回楽しませています。

※内装の詳細は、こちらの事例記事で詳しく解説しています。
「【際立つ和モダンなエントランス】信頼感が湧く落ち着いたオフィスデザイン」

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例④:憧れのレクリエーションルーム

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例④:憧れのレクリエーションルーム

こちらは、執務室だった部屋を全面リフォームして、レクリエーションルームに作り変えた事例です。
普段はお客様先に常駐するリモートワークですが、このようなハブスポットを作り、ガレージ風の内装に、バーカウンターやダーツ、ピンポン、卓球などを置いて、社員同士が楽しみながらコミュニケーションを高められる場所にしました。

このような遊び場があるのは、求職者にとって志望度が高まるポイントの一つ、ここでは全社会議や社員総会なども開かれるそうです。

※魅力的なレクリエーションスペースの様子は、こちらの事例記事で詳しく解説しています。
「社員が思わず立ち寄りたくなる、遊び心満載のオフィスリフォーム事例」

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑤:トイレを全面リニューアル

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑤:トイレを全面リニューアル

こちらは、自社ビルのトイレをリニューアルした事例です。
お客様が通る場所にあるトイレということで、上質で清潔感のある空間に作り変えました。

男性向けのトイレは、石目調クロスなどを取り入れたグレー系のシックな内装でまとめ、
女性向けのトイレは、木目調のクロスなどを取り入れたブラウン系の明るい内装でまとめています。

※トイレ前の共有スペースや、トイレに備えた設備などについては、こちらの事例記事で詳しく解説しています。
「ABW・素材感・造作家具etc…こだわりの詰まったオフィスリフォーム事例(後編)」

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑥:写真映えするインパクト重視の空間

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑥:写真映えするインパクト重視の空間

こちらは、オフィス内のエントランス・リフレッシュエリア・会議室をリフォームした事例です。
ガラス張りの床下にフェイクのモスや観葉植物を仕込んだエントランスはインパクト大、
リフレッシュスペースも、パープルのファミレスブースが目を惹くおしゃれな内装です。

壁紙も、ヘリボーン柄やパームリーフ柄のものを採用するなど、来る人をワクワクさせる仕掛けを散りばめています。

※オフィスの作り方や工事の様子は、こちらの事例記事で詳しく解説しています。
「おしゃれで写真映え抜群!紫と天然カラーに彩られたオフィスデザイン事例」

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑦:カフェのような安らぎを感じる空間

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑦:カフェのような安らぎを感じる空間

こちらは、オフィス内のリフレッシュスペースをリフォームした事例です。
“社内のコミュニケーションが活発になるような場所にしたい”という要望を基に作り変えた空間は、木目のクロスやグリーンを組み合わせたナチュラルで温かみのある雰囲気になりました。

窓を遮らないレイアウトで明るさを意識した一方、光の量を調整できるようにブラインドを設置して居心地にもこだわりました。

※下記の事例記事では、ご提案時のパースもご覧いただけます。
「広い窓を活かした、カフェ風デザインのリフレッシュ兼ミーティングスペース事例」

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑧:柔軟に使えるフレキシブル空間

採用力強化のヒントになるオフィスデザイン事例⑧:柔軟に使えるフレキシブル空間

こちらは、メインオフィスの上階にオフィスフロアを増築した事例です。
2つのスペースが、スライディングウォールで仕切られているので、必要に応じて
広いワンフロアとして使うことも可能、キャスターのついたデスク&チェアが採用されているので
レイアウトも自由に変えることができます。

日常の業務からセミナーや休憩スペースまで、多用途に活用できる点が、求職者にも働きやすさを感じさせる要素となっています。

※オフィスの様子については、こちらの事例記事で詳しくご紹介しています。
「レイアウト変更が自由自在 セミナールームとしても使えるオフィスデザイン事例」

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