創業50年以上の老舗企業に選ばれるWORKのオフィスデザイン|事例から学ぶ成功のポイント
公開:2023.12.25 更新:2026.07.17
弊社では、創業50年以上の老舗企業様からオフィスデザインのご相談を数多くいただいています。
「初めてオフィスをリニューアルするため、何から始めればよいか分からない」
「長年使ってきたオフィスを変えることに不安がある」
このようなお悩みを抱えてご相談いただくケースは少なくありません。
そこで今回は、WORKが手掛けた創業50年以上の企業様によるオフィスデザイン事例をご紹介します。
老舗企業ならではの課題や、オフィスデザインによって得られた効果、成功のポイントもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 老舗企業のオフィスでよくある課題
- オフィスデザインによって得られるメリット
- 老舗企業のオフィスデザイン事例①:自社ビルオフィスを、毎年ワンフロアずつリノベーション
- 老舗企業のオフィスデザイン事例②:伝統とモダンを融合させた新しいオフィス空間創り
- 老舗企業のオフィスデザイン事例③: オリジナリティと遊び心のあるこだわりオフィス
- 老舗企業のオフィスデザイン事例④: 人材採用力が高まるデザイナーズオフィス
- 老舗企業のオフィスデザイン事例⑤: 試飲会場をおしゃれで機能的なイベントスペースにリフォーム
- 老舗企業のオフィスデザイン事例⑥: 企業の歴史や事業内容を空間に取り入れたオフィス
- 老舗企業のオフィスデザイン事例⑦:働きやすさと企業ブランディングを高めたオフィス
- 老舗企業のオフィスデザインを成功させる4つのポイント
老舗企業のオフィスでよくある課題

老舗企業では、長年大切に使ってきたオフィスだからこそ、オフィスデザインを見直すことで解決できる課題が多くあります。
オフィス内装に経年による使用感が見受けられる
長年使用しているオフィスでは、壁紙や床材の色あせ、傷や汚れなど、経年による使用感が現れているケースがあります。
内装をリニューアルするだけでも空間全体が明るくなり、来訪者や社員に与える印象を大きく改善できます。
オフィスレイアウトが現在の働き方に合っていない
組織の成長や働き方の変化に対して、レイアウトが更新されないままになっているケースも少なくありません。
使われていない部屋があったり、動線が複雑だったりすると、スペースを十分に活用できず、業務効率にも影響します。
レイアウトを最適化することで、限られた面積でもより広く、快適に使えるオフィスへ改善できます。
オフィス家具が老朽化している
デスクやチェアなどのオフィス家具が古いままだと、スペース効率や作業性が低下するだけでなく、オフィス全体の印象にも影響します。
家具を見直すことで空間全体が洗練されるだけでなく、特にチェアを高品質なものへ変更すると、社員の身体的負担軽減にもつながります。
オフィスデザインによって得られるメリット

オフィスデザインは、空間を美しくするだけではありません。
採用力や社員満足度、企業ブランドの向上など、経営面にもさまざまな効果をもたらします。
人材採用力が向上した
応募数が増えただけではなく、来社した求職者から「素敵なオフィスですね」という声をいただく機会が増えたという企業様も多くいらっしゃいます。
オフィスは企業の第一印象を左右する重要な要素であり、採用ブランディングにも大きく貢献します。
オフィスに活気が生まれた
従来は部署ごとのコミュニケーションが中心だった企業でも、オフィスデザインによって打ち合わせスペースやリフレッシュスペースが生まれたことで、部署を越えた交流が活発になったケースが多くあります。
また、リモートワークを導入している企業でも、「出社したくなるオフィス」になったことで出社率が向上したという声もいただいています。
企業成長の転機となった
代替わりや組織改革のタイミングでオフィスデザインを実施される企業様も少なくありません。
経営方針や組織体制に合わせてオフィス環境を見直すことで、新しい企業文化が生まれ、さらなる成長につながったというお声を多くいただいています。
老舗企業のオフィスデザイン事例①:自社ビルオフィスを、毎年ワンフロアずつリノベーション

まずご紹介するのは、もう10年以上のおつきあいになるお客様で、自社ビルを、毎年ワンフロアずつリノベーションしてきた事例です。
会社の概要
・創業:1971年
・事業内容:システム開発やICT事業
ご依頼頂いたきっかけ
オフィスリフォームを行うのは、創業以来初めて、創業者のご子息が2代目として代表を継承されたのを機に“オフィスの見直しを行いたい”とご相談を頂きました。
オフィスリノベーションの内容
最初に行ったのは今から10年前、会議室フロアのリフォームでした。
当初は、デザイン性よりも機能性を重視されていたため、パーティションを立てたり、冊子ディスプレイ棚を設置したりと、ライトなリフォームに留まりました。
次に行ったのは、リフレッシュスペースフロアのリフォームでした。
このスペースは、“社員同士がアイデアを共有するイノベーションスペースにしたい”ということで、壁面を黒板仕様にしたり、ソファや造作のカウンターテーブルなどを設置したりと、初めて内装にデザインを取り入れました。
このリフレッシュスペースフロアのリフォームをきっかけに、本格的なオフィス改革をはじめられ、各部門の業務スペースやラウンジスペース、エントランス、階段、社員寮など、毎年1フロアずつリノベーションされていきました。
お客様のこだわりや内装デザインの特徴
同社のオフィスビルは6階建てで、すべてのフロアを自社の業務に活用されているのですが、内装デザインはあえて統一させず、フロア毎に様相を変えられています。
それは、統一感よりも、営業部、システム部、管理部とそれぞれの部門にとって働きやすい環境を整えることが最優先という、代表のお考えによるものでした。
例えば、営業フロアはファミレスブースや個別ブース席などが置かれたABWスタイル、システムフロアは、スケルトン天井のオープンなフリーアドレススタイル、管理フロアは固定席中心で、壁面グリーンが特徴的なナチュラルで落ち着いた雰囲気、といった感じです。
※詳しい施工事例は、下記の記事をご覧ください。
また、同社代表のインタビュー記事もこちらに公開しています。
老舗企業のオフィスデザイン事例②:伝統とモダンを融合させた新しいオフィス空間創り

次にご紹介するのは、ワンフロアのオフィスリフォームをきっかけに、内装デザインの魅力を感じていただけるようになったお客様の事例です。
会社の概要
・創業:1930年
・事業内容:広告代理店
ご依頼頂いたきっかけ
“自社ビルの1階で長年運営していた社員食堂を閉鎖し、そこを多目的ルームに改装したい”とご相談を頂きました。
オフィスリフォームの内容
“会社の歴史を感じつつもデザイン性のある内装にしたい”というのがお客様からのご要望でした。
当初弊社からは和風の内装デザインをご提案していたのですが、“もっと新しい風を吹かせたい”とのことで、結果的には、「フィッシュボーンチェア」や「ジョージ・ネルソン スピンドルクロック」 「ル・コルビジェ LC3 グランコンフォート(ソファ)」「ミース・ファン・デル・ローエ バルセロナ(コーヒーテーブル)」といったインポート家具を並べた、海外のデザイナーズホテルのような空間になりました。
一方、一緒にリフォームしたエントランスは、重厚感のある「黒皮鉄」を用いた内装で、創業当時から残されているアンティークな赤レンガの壁面とともに、老舗企業ならではの落ち着いた風格が表現された、歴史を感じられる雰囲気になりました。
現在も進んでいる別フロアのリフォーム
食堂→多目的ルームへのリフォーム後、別フロアの会議室リフォームもお手伝いさせていただきました。
その後、別フロアの管理エリア、企画エリア、階段周りのリフォームを行いました。
現在は各フロアのトイレ、給湯スペースの見直しを検討しています。
当初、上記のフロアは修繕だけの予定だったそうですが、最初のリフォーム後“せっかくなら他のフロアも内装をきれいにしたらどうか”と代表から提案があり、デザインを取り入れることになったそうです。
老舗企業のオフィスデザイン事例③: オリジナリティと遊び心のあるこだわりオフィス

次にご紹介するのは、理美容向けのハサミを製造・販売されていらっしゃる老舗企業のお客様で、オフィスの一部をリフォームされた事例です。
会社の概要
・創業:1967年
・事業内容:理美容シザーの製造/販売/修理事業
ご依頼頂いたきっかけ
“社員数の増加に伴い、手狭になったオフィスを快適な環境に整えたい”というご相談をいただき、エントランス、業務スペース、社長室をリフォームしました。
オフィスリフォームの内容
ご相談頂いた2代目の社長様がインテリアに詳しく、明確な内装イメージをお持ちだったため、弊社はそれを形にしていくお手伝いをさせていただきました。
お客様の商材である理容用ハサミを装飾として飾ったり、理容サロンで使用されているチェアを取り入れたりと、遊び心のある内装が施されました。
またフリースペースや社長室には、海外顧客の写真を世界地図にピン止めした装飾や、様々な使い方ができる黒板壁が設置されるなど、アイデアあふれる仕掛けが散りばめられました。
一方エントランスには、昭和42年(1967年)の設立時から大事にされてきた「光刃物研究所」の木の看板を掲げ、新しいものだけでなく歴史と伝統を大切にする精神も表現されています。
※詳しい施工事例は、下記の記事をご覧ください。
老舗企業のオフィスデザイン事例④: 人材採用力が高まるデザイナーズオフィス

次にご紹介するのは、オフィスを一新したことで採用力強化に成功されたお客様の事例です。
会社の概要
・創業:1955年
・事業内容:工業用電気・電子部品・インダストリアルコンピュータなどの専門商社
ご依頼頂いたきっかけ
代々引き継がれてきた会社を分社化、新しい体制で再スタートさせるに伴い、“社員の働き方やオフィス環境も見直したい”とご相談をいただきました。
オフィスリノベーションの内容
お客様からは“全社員固定席から、半分フリーアドレス半分固定席のスタイルに変更したい”とのご要望があったため、間仕切りをできる限りなくし、スケルトン天井を取り入れて、開放的でオープンなオフィス空間を実現しました。
また、「イサム・ノグチ フリーフォーム ソファ&オットマン」や、「アルコランプ」といったリ・プロダクトのインポート家具を置いたり、会議室の壁をモネ絵画の壁面グラフィックにしたりと、デザイナーズオフィスの要素も取り入れています。
さらに、役員会議室には、代表が撮影された槍ヶ岳の写真が壁面グラフィックとして貼られています。
オフィスリノベーション後の変化
お客様によると、オフィスを一新してから人材採用力にもよい影響があり、これまで少なかった女性からの採用希望者も以前より増えたそうです。
また、オフィスが広く使えるようになり、全社パーティーを開催することができるようになったのも喜ばしい点とのこと。
この本社のオフィスリノベーションを経て、大阪支店と名古屋支店のリノベーションも続けて実施されました。
同社のオフィスの様子は、こちらの事例記事で公開しています。
また、同社代表のインタビュー記事もこちらに公開しています。
老舗企業のオフィスデザイン事例⑤: 試飲会場をおしゃれで機能的なイベントスペースにリフォーム

次にご紹介するのは、定期的に開催されている試飲会の会場を、多目的なイベントスペースへとリフォームされたお客様の事例です。
会社の概要
・創業:明治10年
・事業内容:和酒の専門商社
ご依頼頂いたきっかけ
当初は、“試飲会スペースの部分的な修繕をお願いしたい”ということでお問い合わせを頂いたのですが、せっかく手を入れるのであればということで、内装デザインも取り入れて全面的にリフォームすることになりました。
オフィスリフォームの内容
リフォーム前は、必要設備が整えられたシンプルな内装でしたが、天井を一部スケルトンにして開放感をもたせ、壁に木目調やグレーのクロスを用いたことで、和モダンな落ち着いた空間に生まれ変わりました。
ただ、全面的にリノベーションするのではなく、床や柱の石目調クロスといった元々の内装が活かせる部分は無駄にせずそのまま活用しています。
最も特徴的なのは、日本家屋の格子を思わせる天井のルーバー装飾、こちらはお客様からアイデアをいただき形にしました。
また調光可能な照明やスピーカー、マイクなどの設備環境を整えて、試飲会だけでなく、様々な目的で活用できるようにしています。
これまで修繕は工務店に依頼されており、オフィスデザイン会社に依頼されるのは初めてとのことでしたが、今回のリノベーションを機に、本社オフィスや営業所についても内装の見直しを検討されるようになったとのことです。
※詳しい施工事例は、下記の記事をご覧ください。
老舗企業のオフィスデザイン事例⑥: 企業の歴史や事業内容を空間に取り入れたオフィス

次にご紹介するのは、穀物選別プラントの開発・製造を手掛ける原田産業様のオフィスデザイン事例です。
創業1957年の老舗企業で、3階建ての自社ビルを活用されており、本格的なオフィスリフォームは今回が初めてのプロジェクトとなりました。
会社概要
創業:1957年
事業内容:穀物選別プラントの受注設計・製作 など
ご依頼いただいたきっかけ
当初は「3階の社長室をリノベーションしたい」というご相談でした。
しかし、お打ち合わせを重ねる中で、まずは来訪者の印象を左右する1階エントランス兼商談スペース・トイレ・会議室からオフィスデザインを進めることをご提案し、リフォームを実施しました。
その後、第2段として社長室、階段などのリニューアルを行いました。
オフィスデザインの内容
エントランス兼商談スペースは、ガラス越しに外からも見える空間であることから、木目を基調としたナチュラルなデザインを採用。温かみと親しみやすさを感じられる空間に仕上げました。
家具には「KANADEMONO」や「E-comfort」など、洗練されたデザインのアイテムを採用し、落ち着きのあるスタイリッシュな雰囲気を演出しています。
トイレも内装を一新し、清潔感に加えて上質さを感じられる空間へリニューアルしました。
会議室は既存の内装を活かしながら、高品質なオカムラ製ミーティングテーブルやスライディングウォールを導入。機能性と快適性を兼ね備えた会議空間を実現しています。
デザインのポイント
今回のオフィスデザインでは、企業の歴史や事業内容を空間に取り入れることを大切にしました。
エントランスには企業サインとは別に、長年親しまれてきた歴史ある企業看板を設置し、老舗企業ならではのブランドイメージを表現しています。
また、商談スペースの床には、事業で扱う「穀物」をイメージした六角形のタイルを採用。空間全体にオリジナリティを持たせながら、お客様らしさが感じられるオフィスデザインに仕上げました。
※詳しい施工事例は、下記の記事をご覧ください。
老舗企業のオフィスデザイン事例⑦:働きやすさと企業ブランディングを高めたオフィス

次にご紹介するのは、エレベーター・エスカレーターの監視盤や駐車場管制設備などの電機器を製造されている双興電気株式会社様のオフィスデザイン事例です。
創業1950年の老舗企業で、組織体制の変化を機に、働きやすさと企業ブランディングを目的としたオフィスリフォームを行いました。
会社概要
創業:1950年
事業内容:エレベーター・エスカレーター監視盤、駐車場管制設備などの電機器製造
ご依頼いただいたきっかけ
組織体制の変更を機に、「会社の顔となるエントランスを刷新したい」とご相談いただいたことがプロジェクトの始まりでした。
その後、段階的にリニューアルを進め、2階の執務スペースをはじめ、給湯室・社長室・会議室・階段まで、オフィス全体のデザインを刷新しました。
オフィスデザインの内容
既存のゾーニングを活かしながら執務スペースのレイアウトを見直し、デスクをコンパクトなタイプへ変更することで、面積を増やすことなく席数を確保しました。
また、天井をスケルトン仕様に変更し、白く塗装することで、開放感と明るさのあるオフィス空間を実現しています。
さらに、約50年前から使用されていた収納棚は処分せず、天板を設置して新たな家具として再活用。歴史ある什器を現代のオフィスデザインに調和させることで、空間のアクセントとして活かしました。
デザインのポイント
こちらのプロジェクトでは、働きやすさだけでなく、老舗企業ならではの歴史や資産を大切にすることも重視しました。
特に、長年使われてきた家具をリメイクして活用したことで、新しいオフィスの中にも企業の歩みを感じられる空間を実現しています。
また、エアコンの配置も見直し、これまで課題となっていた室内の温度ムラを改善。デザイン性と快適性を兼ね備えたオフィスへと生まれ変わりました。
※詳しい施工事例は、下記の記事をご覧ください。
老舗企業のオフィスデザインを成功させる4つのポイント

老舗企業が快適なオフィスを整えるために押さえておきたいポイント4点を解説します。
改装の目的を明確にする
昭和の事務所から令和のオフィス環境へ。これから若いスタッフが入社したい、働きたいと感じる魅力的なオフィスにすることをおすすめします。
歴史、実績、伝統がある会社に今のスタイルを上手く取り入れることで、オフィスが生まれ変わります。
経営層とスタッフとのチームを組む
今後の会社の方向性を決める経営層と、実際の現場スタッフからの意見、希望など、両面からプロジェクトを進めることで、費用対効果のあるオフィスにすることができます。
フロアごと、エリアごとに段階的にリニューアルを進める
予算のことも考慮して、一度に全てを変えるのではなく、優先順位を決めて段階的に進めることをおすすめします。
また、ワークスペースを変更する場合は、工事中の仮設オフィスを会議室などに設置して、安心して通常業務と工事が平行してできるようにします。
オフィスでの働き方を見直して、フリーアドレスやABWを採用する場合は、最新のオフィス見学、勉強会などを行い、貴社にとってフリーアドレスが最適かどうか確認する必要があります。
歴史を感じる什器を活かす
創業から受け継がれてきた看板や製品、家具、写真などは、老舗企業ならではの大切な資産です。
新しいデザインの中にこうした歴史を感じるアイテムを取り入れることで、企業らしさや信頼感を表現できる、唯一無二のオフィスデザインを実現できます。
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