【快適でおしゃれなオフィスの休憩スペース】作り方のポイントとデザイン事例15選
公開:2026.09.03 更新:2026.09.17
オフィスの休憩スペースは、社員の集中力回復やコミュニケーションの活性化、さらには採用力の向上にもつながる重要な空間です。休憩スペースを作る場所がないと考えられている方も多いようですが、小規模なオフィスでも工夫次第で実現可能なことが良くあります。
本記事では、オフィスの休憩スペースの基本的な考え方から、作る際のメリット・注意点、快適でおしゃれな空間にするためのデザインポイント、小規模オフィスでの工夫、そして実際のデザイン事例までを詳しく解説します。オフィスの見直しを検討されている方は、ぜひご参考にご覧ください。
- オフィスの休憩スペースとは?
- オフィスに休憩スペースを作るメリットと注意点
- 小規模オフィスに休憩スペースを作るには
- 快適でおしゃれな休憩スペースを作るポイント
- オフィスの休憩スペースデザイン事例1:個室になったリラックスエリア
- オフィスの休憩スペースデザイン事例3:畳が嬉しい、小上がりコーナー
- オフィスの休憩スペースデザイン事例4:隙間を活かしたコミュニケーションエリア
- オフィスの休憩スペースデザイン事例5:カフェのようなナチュラル空間
- オフィスの休憩スペースデザイン事例6:窓からの景観を活かしたコンパクト空間
- オフィスの休憩スペースデザイン事例7:キッチンつきのオープンフリーエリア
- オフィスの休憩スペースデザイン事例8:気持ちをリフレッシュできる明るい内装
- オフィスの休憩スペースデザイン事例9:休憩・MTG・交流…便利な多目的ルーム
- オフィスの休憩スペースデザイン事例10:ソファとファミレスブースと遊び心のある内装
- オフィスの休憩スペースデザイン事例11:十分なスペースを活かしたハイスペックな空間
- オフィスの休憩スペースデザイン事例12:オフィスの半分を使ったリラックス空間
- オフィスの休憩スペースデザイン事例13:救護エリアも兼ね備えた快適空間
- オフィスの休憩スペースデザイン事例14:救護室兼休憩室も完備
- オフィスの休憩スペースデザイン事例15:部署を超えた交流の場
オフィスの休憩スペースとは?

オフィスの休憩スペースとは、社員が業務の合間にひと息つき、心身をリフレッシュするために設けられたエリアのことです。ソファやカフェテーブルを配置したラウンジ形式のものから、簡易キッチンを備えたカフェ風のスペースまで、オフィス規模や働き方によって形はさまざまです。近年は、単なる休憩の場にとどまらず、部署を超えた社員同士の交流を生む「コミュニケーションの場」としての役割にも注目が集まっています。
フリースペースとの違い
休憩スペースと混同されやすいのが「フリースペース」です。フリースペースは、休憩だけでなく、ちょっとした打ち合わせや勉強会、社内イベントなど、より幅広い用途に使える多目的なスペースを指します。ただし、フリースペースは業務用の設備も備える必要があるため、内装の自由度が下がりやすいという側面があります。スペースに余裕があれば、リラックスに特化した休憩スペースを別途設けるのがおすすめです。
救護室との違い
救護室は、体調不良やケガをした社員が一時的に休息をとるための専用スペースで、法令上、一定規模以上の事業所には設置が義務づけられています。休憩スペースはあくまで日常的なリフレッシュのための場所であり、医療的な対応を前提とした救護室とは目的が異なります。ただし、スペースに余裕のないオフィスでは、休憩スペースの一角をカーテンなどで仕切り、簡易的な救護スペースとして兼用するケースも見られます。
オフィスに休憩スペースを作るメリットと注意点

メリット
– 集中力とパフォーマンスの向上:適度な休憩を挟むことで、業務への集中力を維持しやすくなります。
– 社員満足度・定着率の向上:居心地の良い環境は、働きやすさの実感につながります。
– コミュニケーションの活性化:部署を超えた偶発的な会話が生まれやすくなります。
– 採用力・企業イメージの向上:オフィス見学や採用面接の際に、良い印象を与えられます。
注意点
– 目的とルールを明確にする:「休憩のための場所」なのか「多目的スペース」なのかを事前に整理しておかないと、使い方が定まらず形骸化してしまう恐れがあります。
– 動線・音への配慮:業務スペースに近すぎると、話し声や物音が集中の妨げになることがあります。
– 過度な投資は避ける:デザイン性を重視しすぎてコストがかさみ、他の設備投資を圧迫しないよう、優先順位を明確にすることが大切です。
小規模オフィスに休憩スペースを作るには

「休憩スペースを作りたいけれど、そこまでの面積が確保できない」という悩みは、小規模オフィスでよく聞かれます。しかし、専用の広いスペースがなくても、限られた面積を上手に活かすことで、休憩できる居場所を作ることは十分可能です。ここでは、小規模オフィスでも取り入れやすい工夫をご紹介します。
隙間を活かす
廊下の突き当たりや柱まわりなど、デッドスペースになりがちな場所にカウンター席や小さなベンチを設置するだけでも、社員がひと息つける居場所を作れます。
窓際を活用する
窓際は自然光が入り、開放感を得やすい場所です。省スペースでもハイテーブルやカウンター席を設置すれば、快適な休憩スペースとして活用できます。
必要な座席数・会議室数を再検討する
テレワークの普及などで出社率が変化している場合、既存の座席数や会議室数を見直すことで、休憩スペースに充てられる面積を確保できることがあります。
快適でおしゃれな休憩スペースを作るポイント

オフィスに休憩スペースを設けることは、社員にとってはもちろん、企業にとっても多くのメリットをもたらします。一方で、目的や運用方法を十分に検討しないまま設置してしまうと、期待した効果が得られなかったり、かえって業務の妨げになったりすることもあります。ここでは、休憩スペースを作る際のメリットと、事前に押さえておきたい注意点を整理します。
業務スペースと異なる内装に
執務エリアとは異なる色味や素材を採用することで、「オンとオフ」の切り替えがしやすくなります。木目やファブリックなど温かみのある素材、間接照明などを取り入れると、リラックスした雰囲気を演出できます。
リラックスできる家具を選ぶ
ソファやカウチ、ハイテーブルなど、業務用チェアとは異なる家具を選ぶことで、心身をゆるめられる空間になります。複数人でくつろげるソファ席と、一人で集中できるカウンター席を組み合わせるなど、利用シーンに応じて家具のタイプを分けるのもおすすめです。
使い方のルールを決める
休憩・ランチ・軽いミーティングなど、複数の用途を想定する場合は、事前に利用ルールを決めておくと、混雑や使いにくさを防げます。また、休憩スペースでの業務をどの程度許容するのか・・・といったことも明確にすることで、社員全員が快適に使える環境を整えることができます。
オフィスの休憩スペースデザイン事例1:個室になったリラックスエリア

北欧風の温かみのある家具と和の格子装飾を組み合わせたリフレッシュスペースの事例です。窓・壁際のソファはすべて造作で、座面下を収納として活用できる工夫も。中央には木製の日本地図の装飾を配置し、居心地の良い空間に仕上げています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例3:畳が嬉しい、小上がりコーナー

限られた予算の中で、社内コミュニケーションの活性化を目指したフリースペースの事例です。既製品の畳ベッドを使ったリフレッシュコーナーや、スタンディングワークができるハイテーブルなど、休憩・ランチ・社内イベントに対応できる多目的な空間を作っています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例4:隙間を活かしたコミュニケーションエリア

高層階の開けた眺望を活かした休憩コーナーの事例です。窓の大きさを活かして抜け感を演出し、サークル型のコーヒーテーブルとシェルチェアを組み合わせることで、気分をリフレッシュできる空間に仕上げています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例5:カフェのようなナチュラル空間

木目と白レンガ調のクロスを組み合わせた、カフェのようなリフレッシュスペースの事例です。ミニキッチンを設置し、レイアウトも用途に応じて手軽に変更できるようにするなど、社員がONとOFFを切り替えやすい空間になっています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例6:窓からの景観を活かしたコンパクト空間

格子越しに自然光が差し込む、癒しの休憩スペースの事例です。天然木材の格子と落ち着いたグリーンを組み合わせた内装で、業務の合間にリフレッシュできる開放的な空間を作っています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例7:キッチンつきのオープンフリーエリア

社内イベントにも使える共有キッチン&カウンターの事例です。プロジェクターや高品質なスピーカーを備え、メンバーの誕生日会や全社会議など、休憩だけにとどまらない多目的な使い方をされています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例8:気持ちをリフレッシュできる明るい内装

業務スペースとは印象を変えた、カフェ風の休憩ルームの事例です。床をフローリング調にし、カラフルなテーブルとイスを採用することで、オンオフの切り替えがしやすい空間にしています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例9:休憩・MTG・交流…便利な多目的ルーム

フロア全体をリフレッシュスペースとして新設した事例です。休憩やランチ、軽いミーティング、セミナーなど多目的に使える設計で、シンボリックな植栽やソファエリア、造作キッチンカウンターを組み合わせています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例10:ソファとファミレスブースと遊び心のある内装

コーポレートカラーの紫を取り入れた、造作のファミレスブースが印象的なリフレッシュスペースの事例です。ソファ座面下を収納として活用するなど、機能性とデザイン性を両立させています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例11:十分なスペースを活かしたハイスペックな空間

エントランスに隣接した、リフレッシュ兼ウェビナースペースの事例です。プロジェクターやマイクシステムを備え、社外との交流イベントにも対応。窓際には社員が気軽に集まれるバーカウンターも設けています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例12:オフィスの半分を使ったリラックス空間

中央の螺旋階段を境に、業務エリアとリラックスエリアを分けたワンルームオフィスの事例です。ロータイプのソファやニット素材のクッションチェアを組み合わせ、限られたスペースでもくつろげる空間を実現しています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例13:救護エリアも兼ね備えた快適空間

社員から募った改善要望をもとに作られたリフレッシュルームの事例です。座席数を増やし、仮眠も取れるソファベッドを設置するなど、利用者目線の工夫を重ねたことで、社員の利用頻度も向上しました。
オフィスの休憩スペースデザイン事例14:救護室兼休憩室も完備

窓際の見晴らしの良い休憩スペースに加え、実際に遊べるゲーム機やフェイクグリーンを配したリラックスコーナーが特徴の事例です。フロアごとに異なる休憩スペースを設け、社員がリフレッシュしやすい環境を整えています。
オフィスの休憩スペースデザイン事例15:部署を超えた交流の場

一人時間を過ごせるカウンターエリアと、複数人で交流できるファミレスブースエリアを組み合わせたリフレッシュスペースの事例です。床材を貼り分けて緩やかにエリアを分け、造作の流し台や豊富な収納スペースも備えた、機能性の高い空間に仕上げています。
- この記事の監修者
- 株式会社ワーク代表取締役 インテリアコーディネーター
- 坪内雅彦
- 中小企業様のオフィス設計、内装工事を35年以上、従事しています。オフィスの新規開設、改装、移転での業務を設計、工事、家具、引越しまでワンストップでサービスを提供しています。
オフィスの機能性とデザイン性を追求して、一つ一つのオフィスに対してより働きやすい環境創りをこころがけています。本サイトにて、手がけた500社以上のオフィスデザイン事例をもとに役立つオフィス創りのノウハウを配信中しています。
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