業務時間とリラックス時間が自然と切り替わる、柔軟性の高いオフィスデザイン事例
今回ご紹介するのは、グラフィックデザインやキャラクターデザイン、アニメーション映像などの制作事業を展開されていらっしゃるお客様のオフィスデザイン事例です。
“執務スペースをリフォームしたい”と弊社サイトへお問い合わせいただいたのをきっかけに、内装をお手伝いさせていただくことになりました。
完成したスペースは、ワンルームが業務エリアとリラックスエリアに分かれた、メリハリのある空間になりました。
“限られた広さのスペースでも、オン・オフを分けられるオフィスを作りたい”とお考えの方に、ぜひご参考にしていただきたいオフィスデザイン事例です。
オンとオフを切り替えしやすい、緩やかにエリア分けされたオフィス
螺旋階段を中心に右にリラックススペース、左に業務スペースをレイアウト
オフィス全体は、地下を含む3階建てのメゾネットになっているのですが、今回リフォームしたのは、地下1階にある執務スペースです。
今毎日出社されているのは1名で、他の社員の方々はコロナを機にフルリモートワークされるようになったとのこと、お客様からは、“今の状況に合わせてレイアウトを変更し、内装を一新したい”というご要望を頂きました。
そこで弊社からは、中央の螺旋階段を中心に半分をリラックスエリアに、もう半分を業務エリアに分けるレイアウトをご提案させていただきました。
「KANADEMONO」の家具でコーディネートした、リラックススペース
温かみを感じるファブリック素材を中心としたオフィス家具
こちらは、社員同士の交流や休憩などに使うためのリラックスエリアです。
お客様のご要望を元に「KANADEMONO(かなでもの)」の家具でコーディネートし、自由に体勢を変えてくつろげる空間を作りました。
ソファは、ファブリック素材のナチュラルなデザインのものを選びました。ロータイプなので、限られたスペースでも空間を広く見せてくれます。
手前に見えているのは、ざっくり網の綿ニットが特徴的なクッションチェアです。そのまま座るのはもちろん、オットマンとしても使える便利なアイテムです。
オレンジが目を引くローテーブルは、天板に、ヒトと環境にやさしいリノリウム素材が使われています。ブラック脚とも相性抜群の、スタイリッシュなデザインです。
ソファサイドの置いているフロアライトも「KANADEMONO」のもの、洗練されたフォルムで、白い丸部分には大理石素材が使われています。アームとシェードの角度は自由に調整できるようになっています。
奥に見えるコード張りチェアはネットショップで購入したものです。
床はお客様のご要望を元に、木目調の塩ビタイルを張りました。
塩ビタイルは、濡れたり汚れたりしたときに拭き取り掃除のしやすい素材です。
カフェ風で温かみのあるヘリボーン柄を採用しています。
自然光が降り注ぐ、明るい業務スペース
「内田洋行」のワーキングデスクを壁沿いの並べたレイアウト
こちらは、リラックススペースの反対側にレイアウトされている業務エリアです。
奥が吹き抜けになっていて自然光が降り注ぐので、地下でありながらも明るい雰囲気です。
業務に集中できるよう、デスクは壁沿いに配置しました。
片側には4名分の座席を作り、反対側には社員人数分のPCを設置しています。
ワーキングデスクは「内田洋行」のものです。左側は、奥に配線コードが収納できるケースウェイタイプを設置しています。右側はケースウェイタイプでないもので、上にモニターアームを設置しています。
床には、塩ビタイルよりキャスター音や足音を軽減できるタイルカーペットを敷いています。「樹皮」からインスピレーションを得たという、落ち着いた柄・色味のものを採用しています。
完成した空間をご覧になられたお客様からは、“以前とは印象がガラッと変わって嬉しい、やって良かったです!”というお声をいただきました。
- お客様
- 株式会社Spooky graphic
- 業種
- キャラクターデザイン、アニメーション映像などの制作事業
- 工事範囲
- 業務スペース、リフレッシュスペース
- 坪数
- 約12坪(工事対象のみ)
- 設計打合せ
- 3ヶ月
- 工事期間
- 2.5日
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