商品PRだけじゃない。今注目の“事業成長に繋がる”ライブオフィスを事例と共に徹底解説!
公開:2026.04.15 更新:2026.04.23
オフィスの役割が多様化する中、今注目されているのが、見学ツアーができる「ライブオフィス」です。
これまでは、オフィス関連商品やサービスを取り扱う企業が、自社製品のPRを目的としてオフィスを公開するケースが一般的でしたが、近年ではさまざまな業種で導入が進んでいます。
そこで今回は、最新のライブオフィス事情を解説するとともに、実際に社員が働く様子を公開するメリットや注意点、さらに具体的な事例についてもご紹介します。
オフィス環境の見直しをご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。
オフィス関連会社だけじゃない!様々な業種で導入されている“ライブオフィス”とは?

ライブオフィスとは、本来は社員や関係者以外が立ち入ることのないワークスペースをあえて公開し、実際に社員が働いている様子を見学できるようにしたオフィスのことです。
ライブオフィスにおける最近の傾向
以前は、オフィス家具メーカーやオフィスデザイン会社などが、新しい働き方を実験も含めて実際に見てもらうために、ライブオフィスとして公開するケースが主流でした。
しかし近年では、それ以外の業種においても、自社の理念や価値観を空間で表現し、オフィス見学ツアーとして外部に公開する取り組みが増えています。
ライブオフィスにする目的
ライブオフィスを実践している企業は、IT企業や小売メーカーなど多岐にわたります。
その目的もさまざまで、顧客との関係性強化や信頼性向上、優秀な人材の確保に加え、既存社員に対するインナーブランディングの一環として活用されているケースもあります。
ライブオフィスを作るメリット・注意点

自社のオフィスをライブオフィスとして公開することには、多くのメリットがある一方で、通常のオフィスとは異なる注意点も存在します。
メリット
・自社の理念や想いを、空間を通して体感してもらえる
・リアルな働き方を見せることで、社外との信頼関係を構築できる
・製品やサービスの活用イメージを具体的に伝えられる
・「見られている意識」によって、社員の意識向上や適度な緊張感が生まれる
注意点
・個人情報の取り扱いなど、セキュリティ面への十分な配慮が必要
・見学対応や案内など、運用面での工数が発生する
ケースで見るライブオフィス①:お客様向けオフィス見学ツアーを実施

こちらは、PC・ネットワーク機器やコピー機、ITサポートなどを提供している企業の事例です。
本社および支社において、お客様向けのオフィス見学ツアーを実施しています。
製品の紹介だけでなく、オフィスに対する考え方や社内での取り組み、ルールなど、企業としての姿勢や価値観を理解してもらうことを目的に、ライブオフィス化を行いました。
弊社が手がけた支社は4階建ての自社ビルで、最上階には広々としたリフレッシュルームを設置。休憩やランチ、軽いミーティング、セミナーなど、多目的に活用できる空間となっています。
また、見学者向けの記念撮影スポットも設けられています。
※実際のオフィスの様子は、こちらの事例記事で紹介しています。
「“和モダン”をテーマにした自社ビルのオフィスリノベーション事例」
ケースで見るライブオフィス②:社員とのエンゲージメントを高める職場づくり

こちらは、ICT事業を幅広く展開している企業の事例です。
社員にとって働きやすく快適な環境を実現するため、6階建ての自社ビルオフィスをワンフロアずつ丁寧にリノベーションしました。
その結果、社員の出社率が向上し、リフレッシュスペースでの交流も活性化。
中には、居心地の良さからなかなか帰宅しない社員が増えたという声もあるそうです。
また、面接時にオフィスを案内した求職者からの評価も高く、採用面でも好影響をもたらしています。
さらに、オフィス改革の成功事例として、要望に応じて見学ツアーの受け入れも行っています。
※フロアごとにリノベーションした自社ビルオフィスの様子は、こちらの事例記事でご紹介しています。
「社員が働きやすい環境を整えたい…そんな思いをカタチにしたオフィスデザイン」
ケースで見るライブオフィス③:求職者に自社製品を体感してもらう

こちらは、タイルの卸売および施工事業を展開している企業の事例です。
エントランスや会議室、キッチン、トイレなど、リノベーションした各スペースに自社で取り扱うタイルを採用し、オフィスそのものがショールームとして機能する設計となっています。
ライブオフィス化の主な目的は、採用力の向上です。面接時に製品や施工の様子を実際に見てもらうことで、仕事の具体的なイメージを持ってもらうことを狙っています。
※おしゃれなタイルが印象的なオフィスの様子は、こちらの事例記事でご紹介しています。
「タイルの魅力を最大限に引き出す、ショールームを兼ねたオフィスデザイン事例」
ケースで見るライブオフィス④:製品撮影にも活用できる“映える”空間

こちらは、スキンケア商品やヘアケア商品などの輸入販売を行っている企業の事例です。
オフィス内には取り扱い製品がディスプレイされており、撮影にも活用できる“映える”スポットが随所に設けられています。
広々とした空間はオープンに設計され、どの角度から見ても美しく見えるよう、家具やレイアウトにもこだわりが感じられます。
その結果、製品イメージと企業ブランドの世界観が、空間全体で表現されています。
※どこから撮っても魅力的に映るオフィスの様子は、こちらの事例記事でご紹介しています。
「ガラスと光とグリーンと…心までオープンになるオフィスデザイン事例」
まとめ
ライブオフィスは、単なる商品PRの場にとどまらず、企業の価値観や働き方を体現し、事業成長にもつながる重要な施策として注目されています。
顧客との信頼関係の構築や採用力の強化、さらには社員の意識向上など、さまざまな効果が期待できる一方で、運用面やセキュリティ面への配慮も欠かせません。
だからこそ、自社に合った形でライブオフィスを取り入れることが、これからの時代に求められる“魅せるオフィス”の実現につながります。
なお、弊社がオフィスづくりをお手伝いした企業様の中にも、実際にオフィス見学ツアーを実施されている事例がございます。ご希望に応じてご紹介も可能ですので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
お気軽にご連絡下さい!

