ガラス張りオフィスの魅力とは?デザインのポイントと導入事例をご紹介!
ガラス張りオフィスとは、透明ガラスのパーテーションを間仕切りにしているオフィスのことです。
ガラス張りオフィスは明るく洗練された雰囲気になるので、お客様の間でも大変人気が高いですが、一方で内装に取り入れる際には注意が必要です。
そこで今回は、ガラス張りオフィスの魅力を改めてご紹介すると同時に、オフィスデザインに組み込む際の注意点を解説、さらに実際の事例やかかる費用などもまとめました。
ガラス張りオフィスをご興味のある方は、ぜひご参考にご覧ください!
ガラス張りオフィスの魅力とは
ガラス張りオフィスは、来客からの印象が良いのはもちろん、そこで働く社員にとっても魅力的なデザインです。ここからは、ガラス張りオフィスの魅力を具体的にご紹介していきます。
●空間が広く感じられる
ガラス張りオフィスの最も大きな魅力は開放感です。
アルミやスチールの間仕切りでは実現できない、オープンで抜け感のある空間を作ることができます。特に、オフィス空間を広く見せたいときには最適な方法といえます。
●オフィスが明るくなる
自然光を通せるガラス張りオフィスは、それだけ部屋を明るく見せてくれます。
照明を最低限に留めることができる上、昼間は電気をつけずに使える場合もあります。
また、窓から遠い場所にレイアウトされた個室であっても、その明るさを保つことができます。
●洗練された雰囲気になる
ガラスパーテーションで間仕切りられたオフィス空間は、上品でスタイリッシュな印象になります。
また、ガラス素材は他の素材や装飾とも相性がよく、どのようなインテリアとも組み合わせてデザインすることができるのも魅力の一つです。
●信頼感が高まる
業務や会議をしている様子が見えると、会社に対する信頼感が高まります。
特に、外部関係者や採用面接を受けに来た方などは、中の様子が見えることで安心感を持つことができます。
●モチベーションが高まる
一方、社員は常に見られている意識が生まれ、程よい緊張感が生まれると同時に、業務に対する意欲を高めることにも繋がります。
ガラス張りオフィスのデメリットと対策
一方、ガラス張りオフィスには注意点もあります。
ここからは、ガラス張りオフィスのデメリットとその対策方法をご紹介していきます。
●遮音性が低い
ガラスパーテーションは、LGS壁などの他の間仕切りに比べると遮音性が低く音漏れしやすいです。それを防ぐためには、二重ガラスや防音ガラスで作られたものを採用するといった方法があります。
●プライバシーを保てない
ガラス張りオフィスは、個人情報や機密情報を保護しづらいといった問題があります。それを解決するには、全面あるいは部分的にフィルムを貼ったり、中が見えづらいすりガラスを採用したり、ブラインドを取り付けたりといった方法があります。
●耐久性が低い
ガラスパーテーションは、一般的に衝撃に弱いといった弱点があります。
それを解決するには、強化ガラスや二重ガラスを採用して強度を高めるといった方法があります。また飛散防止フィルムを貼ることで、地震災害や万が一の事故に備えることもできます。
●汚れが目立ちやすい
ガラス素材は、他の素材と比べて汚れが目立ちやすいという難点があります。
それを解決するためには、なるべく手で直接触らないようにする、ガラス専用のクリーナーで掃除する、専門業者にクリーニングを依頼するといった方法があります。
ここからは、ガラス張りオフィスの事例をまとめてご紹介します。
ガラス張りオフィスのデザイン事例①:ブラックフレームがスタイリッシュな空間
こちらは、業務だけでなく、会議やセミナー、お昼休憩など、様々な用途に使える空間を増床したいという要望を基にデザインしたオフィス空間です。
エントランスから会議室、執務室まですべてガラス張りで開放的な空間です。
レンガや木目調の内装ともマッチした抜け感のある雰囲気で、ブラックのフレームがスタイリッシュな印象をもたらしています。
会議室と執務室の間の間仕切りは、スライディングウォールになっています。
※詳しいオフィスの様子は、こちらの事例記事でご紹介しています。
「レイアウト変更が自由自在 セミナールームとしても使えるオフィスデザイン事例」
ガラス張りオフィスのデザイン事例②:スペースを広く見せる工夫を施した空間
こちらは、メインのオフィスとは別の場所(隣のビル)に、会議や来客用に新しくスペースを作られたデザイン事例です。
エントランスから中が見通せる透明感のある空間、正面のガラスパーテーションを敢えて斜めに立てることで、空間が広く見えるようにしています。
会議室との間仕切りは、中央にのみ目隠しフィルムを貼ることで抜け感を維持しつつ、プライバシーも確保できるようになっています。
※オフィスデザインの詳細については、こちらの記事で解説しています。
「きちんと感がありつつ、自然な温かみも感じられるオフィスデザイン事例」
ガラス張りオフィスのデザイン事例③:空間の魅力をワンランクアップさせるスライディングウォール
こちらは、「つながる」「はかどる」「居心地が良い」「レイアウト自由」をキーワードにデザインしたオフィスです。
設置したスライディングウォールは、「タチカワブラインド」のプレイススウィングという
フレームの細いスタイリッシュなデザインのもの、木の大きなミーティングテーブルや北欧デザインの温かいソファ・チェアともマッチしています。
※下記の事例記事では、スライディングウォール設置に関する詳細も解説しています。
「スライディングウォールを使った手軽にレイアウト変更できるオフィスデザイン事例」
ガラス張りオフィスのデザイン事例④:信頼感を上げるオープンな空間
こちらは、ガラス張りのエントランスからオフィス内が見渡せる、オープンなオフィスデザイン事例です。
正面には、天井まで届く本棚、左には、ガラスパーテーションで仕切られた会議室や、ワークブース、右にはスケルトン天井の落ち着いた執務スペースが広がっています。
会議室のガラスパーテーションには液晶調光フィルムが貼られ、電源スイッチでフィルムの透明と不透明を切り替えられるようになっています。
※各スペースの詳細は、こちらの事例記事でご覧いただけます。
「社員の喜ぶ工夫が満載!スケルトンの天井が開放的なオフィスデザイン事例」
ガラス張りオフィスのデザイン事例⑤:インポート家具が見渡せるおしゃれ空間
こちらも透明ガラスのエントランスから、営業部門と管理部門の業務スペースが一望できる
オープンなデザイン事例です。
エントランスに近いスペースは、フリーアドレスの営業部門エリアで「イサム・ノグチ フリーフォーム ソファ&オットマン」や「アルコランプ」などおしゃれなインポート家具が望めます。
また温白色の照明が、オフィスぽくないモダンな空気感を作り出しています。
※オフィス内の様子は、下記の事例記事で詳しく解説しています。
「ワンフロアを間仕切りなしでコーナー分けしたオフィスデザイン事例」
その他、ガラス張りオフィスの事例については、こちらの記事でもご紹介しています。
「おしゃれで開放的な空間になる!ガラスパーテーションを使ったオフィスデザイン事例まとめ」
ガラスパーテーションの工事は高い?かかる費用目安
ガラスパーテーションは、設置費用自体は他の間仕切りと変わりませんが、パーテーション本体の価格が高めとなります。
種類にもよりますが、㎡あたり、3万円~10万円ほどです。
また、グラデーションフィルムなどを貼る場合は別途費用が発生します。
お気軽にご連絡下さい!
関連する記事を読む