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3人の若手デザイナーが語る お客様と共に創るオフィスデザインの思い<座談会レポート>

働き方改革や新型コロナウイルスをきっかけに、オフィスの在り方を見直す動きが高まっています。

そこで今回は、弊社の若手社員3名に集まってもらい、このような時代の流れの中で、今どのような思いでお客様とのオフィス創りに取り組んでいるのかを改めて聞いてみるとともに、若い世代ならではの工夫や考えなどについても語ってもらいました。

これからオフィス改革を行う企業や若い人材を増やしたいとお考えの企業は、ぜひご参考にご覧ください!

目次

今回の座談会に登場する人物紹介

●坪内代表:オフィスデザイン・マネジメント歴30年
●芹口さん:入社7年目
●丸山さん:入社3年目
●根本さん:入社4年目

今回ご紹介する3名はそれぞれ、オフィスコーディネーターとして案件を担当しています。
オフィスコーディネーターとは、レイアウト・デザイン設計だけでなく、インフラ周りやオフィス家具等什器の手配、スケジューリングや協力業者との調整・工事手配、見積り・予算提出など、プロジェクトリーダーとして、案件を取り仕切る役割のことを指します。

弊社は、お客様への最初のヒアリングから提案・工事・引き渡しまで、一つの案件を一人のオフィスコーディネーターが専任となって一気通貫で請け負うスタイルを取り入れています。

Q:最近担当している案件の傾向や業務において心がけていることを教えてください。

3人の若手デザイナーが語る お客様と共に創るオフィスデザインの思い<座談会レポート>

>芹口さん
オフィスは働く場所というだけでなく、ビジョンや価値観、事業といった会社のアイデンティティを表現する場所でもあると私は考えています、
なので、レイアウトや内装を提案する際にも、まずお客様からお話を聞いたり、HPを見たりして、会社のことをよく知り、それらをオフィスデザインに組み込んでいくように心がけています。

最近は10~30坪ほどの案件を担当することが多いですが、スタートアップ企業や少人数制企業ならではのフラットな企業文化を内装に反映することが多いです。

>根本さん
私は以前まで小規模な案件がおおかったのですが、最近は坪数の大きい物件を担当することが増えています。

小規模なオフィスの場合は、業務スペースをメインに考えていましたが、規模が大きくなるとそれ以外の機能が増えてきます。フリースペースや交流スペース、ミーティングスペースなど、広いオフィスの中で複数の機能をどうすれば上手に配置できるのか・・・最近はそのようなことを考えています。

>丸山さん
私は根本さんと反対で、これまでは50坪以上の中~大規模案件が多かったのですが、最近は、小規模案件を担当することが増えています。

小規模オフィスの場合は、限られた広さの中でどうすれば働きやすいオフィスを作ることができるか、スペースの有効的な使い方を慎重に考えていくというのを心がけています。

Q:オフィスコーディネーターとしてのやりがいを感じるのはどのような時ですか?

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>芹口さん
レイアウト設計をする際には、まずはお客様から色々な要望をヒアリングして、それをピースとして組み込んでいくのですが、それが綺麗にハマって形になった時は面白いなぁと思います。

またオフィスコーディネーターとして、最初のヒアリングから最後の引き渡しまでトータルで案件に携わるので、完成後無事お客様に引き渡せたときには達成感があります。
工事が始まってすぐ、照明取り外したりクロスを剥がしたりしている過程では、イメージ通りに仕上がるかどうか、一瞬不安になることもありますけど、無事完成したときは嬉しさと安堵感があります。

>根本さん
誤解を恐れずにいうと、オフィスにデザインって必ずしも必要なものではないと思っています。
レイアウトは確かに必要だけど、内装的な装飾は業務できる環境があればいらないのでは?という考え方もあります。

同じように感じているお客様も少なくないと思うんですけど、そこに敢えて、カフェ風やヴィンテージ風といったデザイン要素を入れた結果、“社員同士の交流が増えて会社の雰囲気が良くなった”とか、“出社率の向上とともに業績も上がった”といった何かしらの良い変化がある、そうすると、“オフィスにデザインって必要なんだね!”っていうお客様の心境の変化が起こる・・・

そのような時、お客様の喜んでいる姿を見るのが嬉しいし、やりがいがあると感じる瞬間です。オフィスデザインをしてよかったなと思います。

>丸山さん
自分の中で一番やりがいを感じるのは、レイアウトやデザインに関するお客様とのやり取りが終わって、工事が始まり、オフィスがだんだん形になっている様子を見ているときですね。
内装が仕上がり、照明が取りつけられ、オフィス家具が設置されていく・・・、1日1日とその変化を見ていくのは充実感があり、完成したときにはそれが達成感に変わります。

Q:お客様とのコミュニケーションにおいて意識していることを教えてください。

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>芹口さん
どのような内容であっても、お客様が要望されたことを一旦は受け入れるようにしています。
実現が難しいことであっても、お客様の意図を理解した上で、できない理由をお伝えして、代替案を出すようにしています。

>根本さん
私もそれは大事なことだと思います。

>丸山さん
私も同意見です。

>坪内代表
そうですね、加えて、もしお客様が仰っていることが理解できない場合は、“それはどういうことですか?”って聞いてみることがあっても良いと思います。
お客様も、普段からオフィスに関するヒアリングを受けられているわけではないから、なんとなく話されてるというケースもありますよね。

あとは、お客様側で関わる人が増えると、どうしても人によってニュアンスの違いなどが出て、最終決定者の意図とずれていることもあります。
ですから、出てくる要望が本当に会社としての要望なのかどうかは、常にこちらが確認し、把握できるように務めることが大切ですね。

Q:レイアウト設計やデザインにおいて心がけていることを教えてください。

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>芹口さん
レイアウトは、トレンドを取り入れた提案をするようにしています。
1つの案件につき3パターンぐらいは考えるようにしていて、一つは、「お客様のご要望に沿ったプラン」、もう一つは「お客様のご要望+改善策を取り入れたプラン」、最後は「お客様のご要望+トレンドを取り入れたプラン」です。

>坪内代表
トレンドを入れるというのはいいですね。例えば、ファミレスブースとか、カフェスペースとか、お客様が知らないけどあったら実は便利なものってたくさんありますよね。

>根本さん
私も芹口さんと同じ、お客様の要望どおりに提案することに加えて、“もし自分がそこで働いてみたら…”とか、“ワークの社員がそこで働いていたら…”というのを頭の中で想像しながら設計します。そうすると、“ここに人が滞留してしまいそうだな…”とか、“こういう機能が必要だな…”といった改善点が自然と見えてくるんです。

>坪内代表
なるほど、自分がそこで働いているイメージを持つっていうのは面白いですね。

>丸山さん
私はまず個から考えます。社員が8時間ずっと過ごす場所として、一人一人の業務スペースがどうすれば過ごしやすくなるかということ、それを最適化した上で、休憩スペースなど、周辺環境やあったらいいなという機能を加えていく感じです。

Q:皆さんがこれまで手掛けた中で、一番印象に残っている事例を教えてください。

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>芹口さん
一番印象に残っているのは「日本システムテクノロジー様」です。
自社ビルを毎年少しずつ改装していった案件ですが、フロア毎にフリーアドレスや固定席、ABWなど色々なスタイルの空間を実現していくことができました。

>坪内代表
確かに印象深い事例ですね。
トイレのデザインなども行って、お客様にも喜んでいただけたと思います。

>根本さん
私は「ジオディス・ジャパン様」です。入社以来一番大きいプロジェクト、且つ、初めてゼロから自分でデザインした案件です。

それ以前にも自分でデザインした案件はありましたが、その時はお客様の方ですでに固まっていたイメージを形にするというものでした。しかし同社は、デザイン面もお任せいただきゼロから自分で創ったので、それが初めて形になったときは感動しました。

>丸山さん
私は2社ありますね。
1社目は「ザ・プロアクティブカンパニー様」です。上山デザイナーと一緒に行った案件ですが、工事に1.5ヶ月かかるぐらい規模が大きく、デザイン的な要素も強かったので印象深いです。

もう1社は「フィクシー様」です。
こちらは居抜き物件でデザイン的な要素はそれほど多くありませんでしたが、最初から最後まで一人で担当できたのは嬉しかったです。

>坪内代表
3人が印象に残っているのはやはり、お客様との関係性やコミュニケーションがうまく行っている案件だなと感じます。
弊社がリードしつつも、お客様との二人三脚で進めるというのは大事ですね。

Q:これからオフィス移転する企業に向けて、ここにはこだわることをおすすめしたいというポイントを上げるとしたらどこですか?

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>丸山さん
対外的に考えるのであれば、会社の顔であるエントランスにこだわるのが良いのではないかなと思います。

反対に、社員にとって働きやすいオフィスにすることを考えるのであれば、オフィス家具です。機能性とデザイン性にこだわるのが良いですが、特に機能性の高いものを選ぶことをおすすめしたいです。

>根本さん
私もオフィス家具ですね、特にワーキングチェアです。
ワーキングチェアに関しては、デザイン性を重視してオフィスチェアを入れたくないというお客様が多いのですが、そうなると座り心地がよくないことがあります。

私自身腰が強くなくて、業務中お尻が痛くなることもあるので、お客様には同じ思いをしてほしくないです。長期的に考えてある程度コストをかけ、機能性の高いオフィスチェアを選ぶことをおすすめしたいです。

>芹口さん
働きやすいオフィスとなると、丸山さんや根本さんに同感です。

あと、費用対効果が高いのではないかなと思うのは照明設備です。
例えば、“お金はあまりかけられないけど、エントランスになにか演出したい”と言われたら、極端ですけど、他の照明を切ってダウンライトを設置して、それを企業サインに当てるだけでも雰囲気が出たりします。
あと空調はオフィスの居心地を左右するものなので、コストをかけてでも整えた方がよいのではないかと思います。

>坪内代表
確かに、空調は後回しにされがちだけど実は大事ですよね。それなりにランクの高いオフィスビルでも空調設備が良くなかったりしますよね。

Q:もしお客様から“若い人材を増やしたいのだけど、オフィスをどう変えればよいかアイデアがほしい”と言われたら、どのような提案をしますか?

3人の若手デザイナーが語る お客様と共に創るオフィスデザインの思い<座談会レポート>

>芹口さん
最近はデジタル機器を得意とする若い人が多いので、ICTを取り入れるのは一つの方法だと思います。
例えば、PCとディスプレイを無線で繋げられる「クリックシェア」これは最近実際に導入しました。あとは、呼び出し電話代わりとなる「iPad」や「会議室予約システム」などが、若い方の反応の良いツールなのではないかと思います。

>坪内代表
IT機器も最近はお手頃価格で導入できるからいいですね。

>根本さん
冒頭で、“デザインは必ずしも必要でない”と言いましたが、人材採用を考えるならやっぱり第一印象はこだわったほうがよいと思います。
特に面接で目にするエントランスや会議室、応接室における印象っていうのはかなり大事だと思います。

>丸山さん
デザイン的なことでいうと、やっぱりカフェ風のインテリアは多くの若者層から人気だと思います。

>坪内代表
昔は緊張感を持って働ける空間がお客様からも好まれていましたが、最近はその逆で、リラックスできる開放感のあるオフィスが主流ですね。

今でも、“きっちりマネジメントできるオフィスにしたい”と言われることもあるのですが、その際には今のオフィスの傾向やトレンドを間接的に伝えるようにしています。

やはり仕事は真剣ながらも面白いと思えたほうが良いし、ある程度の自由や開放感があったほうがのびのびできて生産性も上がる、そういう環境が若い人にも望ましいのではないかと思いますね。

Q:最後に、今後チャレンジしてみたいと思うオフィスデザインやプロジェクトなどを教えてください。

3人の若手デザイナーが語る お客様と共に創るオフィスデザインの思い<座談会レポート>

>芹口さん
無機質な素材を使った、ちょっと冷たい雰囲気でありながらも洗練されたデザインのオフィスを創ってみたいですね。
これまでの案件で多かった、カフェ風オフィスというのとはちょっと違った毛色です。

最近は、個性的な内装でも、空間におけるまとめ方や収め方というのが分かるようになってきたので、今後はいろんな素材を積極的に提案していきたいですね。

>坪内代表
芹口さんは実際最近、お客様と一緒に古材屋さんへ2箇所回って、使う素材を決めてきましたよね。
石などの天然素材は、お客様の中で高い印象があるかもしれないけど、一部であれば意外に手軽に取り入れられるので、ぜひ提案していきましょう。

>根本さん
芹口さんと同じですが、携わる案件数を重ねてくると、どうしても成功体験に頼りがち、得意パターンに収めてしまうので、レイアウトにしてもデザインにしても、外部のデザイナーさんのように、新しいことにチャレンジしていきたいです。

>丸山さん
私はこれまで、木目調や石目調のデザインが多かったので、今後はカラフルな内装や自分が選んで来なかった素材を提案できるようにしたいですね。

>坪内代表
ワークのこれまでのオフィスデザイン事例を見ていると、テイストに偏りがなく本当に様々、会社としての“色”がつかないようにしています。

それは、お客様に合わせていろんなスタイルを自由に提案できるようにしたいから。
皆さんには、お客様の要望に答えるもの、さらにそれを超えるものをどうすれば提案できるのかを、いつも考えてほしいと思っています。

また、私はレイアウトも立派なデザインの一部、むしろオフィスの出来・不出来は6割以上レイアウトで決まると考えています。
そしてベストなレイアウトを設計するためには、頭の中で空間をイメージして、それを形にして提案できるようになってほしい。
3人は皆センスがあるし色使いもうまいので、これからも期待しています!

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