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【オフィスデザインと価格の関係】素材や家具で費用はどう変わるか?

デザイン性の高いオフィスは、社員のモチベーションや生産性を高め、会社のブランドイメージにも好影響を与えます。
例えば、開放的で快適なオフィス環境は、社員同士のコミュニケーションを促進し、チームワークの向上にもつながります。
また、訪問する取引先や顧客にとっても、会社の印象を大きく左右する重要なポイントとなります。

しかし、初めてオフィスにデザインを導入する企業にとっては、どのくらい費用がかかるのかイメージしにくく、不安を感じることも少なくありません。オフィス移転やオフィスリニューアルで、どこにお金をかけるべきか判断が難しく、予算の配分に悩むことも多いでしょう。

本記事では、オフィスデザインにかかる費用の詳細や、費用差が生まれるポイント、コストに影響する素材の価格について具体的にご紹介します。

目次

オフィスデザインにかかる費用とは?

オフィスデザインにかかる費用とは?

オフィスを構築する際には様々な費用が発生しますが、デザインに関わる費用はその一部です。
オフィス全体の予算を考える際には、どのような項目があるのかを理解しておくことが重要です。
具体的には次の通りです。

●デザイン・設計費
デザイン・設計費は、デザイナーがお客様の要望をもとにオフィス全体のレイアウトや導線、内装デザインを設計するための費用です。
プロのデザイナーは、社員の動線や業務効率、部署ごとの連携を考慮しながら空間をデザインします。
目安として全体費用の5〜10%程度を占めることが一般的です。
最初の提案から最終的なレイアウトや内装が決定するまで、複数回の打ち合わせや鳥瞰図(パース)の作成も含まれます。

●オフィス家具購入費
オフィス家具の購入費は、家具本体の価格に加えて、運搬や組立費用、家具コーディネート費用も含まれます。
オフィス家具専門メーカーの家具やインポート家具、デザイナーズ家具を選ぶ場合は費用が高くなる傾向がありますが、逆に量販店やネットショップで購入する場合はコストを抑えることが可能です。

●内装工事費
内装工事費は、壁や床のクロス貼り、間仕切り設置などの施工にかかる費用です。
施工は専門業者に依頼する必要があり、工事内容によって費用は変動します。
オフィスの広さや使用する素材、施工方法によって、予算に差が出る部分でもあります。

●現場管理費(設計監理費)
現場管理費は、工事や家具設置の進行管理にかかる費用です。
施工中に現場に出向き、仕上がりをチェックしたり、必要に応じて調整を行ったり、工事の途中経過をお客様に報告する作業などが含まれます。
規模や内装費用よって価格は異なりますが、全体費用の5%~10%が目安です。

※下記の記事では、費用についてさらに詳細にまとめています。
「オフィスデザインにかかる費用とは?予算目安や事例、費用を抑えるコツ」

オフィスデザインへのこだわりによって費用は変動するのか?

 オフィスデザインへのこだわりによって費用は変動するのか?

オフィスデザインは、どの部分にこだわるかによっても費用が変動します。

●レイアウトにこだわる場合
オフィスの広さに応じて設計費は変わりますが、レイアウトの細かい調整や打ち合わせ回数の増加などで費用が大きく変わることは多くの場合ありません。(オフィスデザイン会社によって仕組みが違うこともあります)

●オフィス家具にこだわる場合
家具にこだわると、費用は大きく変わります。大手メーカーや輸入家具、デザイナーズ家具を選ぶと、全体の予算に大きな影響を与えます。
また、最近は造作家具も人気で、サイズや素材、形状を自由に選べるため便利ですが、既製品よりも費用は高くなります。

●内装素材にこだわる場合
内装素材の選択は費用に直結します。
カーペットや塩ビタイルなど、素材の種類やグレード、色、デザイン性によって価格は変動します。
さらに、ブリックタイルや塗り壁などのリアル素材を用いる場合、素材費だけでなく職人の施工費も加わるため、総合的に費用は高くなります。

※下記の記事では、具体的なお見積り事例をご紹介しています。
「6つのケースで解説!オフィス移転・リフォームにかかる費用とは?」

オフィスデザイン費用を左右する主な“内装素材”と価格の差

オフィスデザイン費用を左右する主な“内装素材”と価格の差

費用に大きく影響する内装素材について、代表的なものを紹介します。

●クロス
クロスは主に壁に貼る素材で、紙や布など様々な素材があります。
色や質感、デザインの種類も豊富で、比較的安価に導入できることが特徴です。
ただし、グラフィッククロスを施す場合は通常より費用が上がることがあります。

●塩ビタイル
塩ビタイルは主に床材として使用される素材で、木目調・石目調・モルタル調・タイル調・メタル調など、多彩なデザインがあります。
施工は専門業者が必要となりますが、耐久性やメンテナンス性に優れています。

●タイルカーペット
カーペットも床材として使用される素材です。毛足や厚み、耐久性、デザイン性により価格の幅がもっとも大きい素材といえます。最も一般的なナイトンやポリプロピレン素材のタイルカーペットは、比較的お手頃価格ですが、デザイン性の高い高級カーペット(主にエントランスや応接室で採用される)は費用が高くなります。施工は専門業者が必要となります。

●リアル素材
木材、石材、ブリックタイル、土、漆喰などのリアル素材は、主に壁面に使用される素材です。
自然な質感と経年変化を楽しめるので人気ですが素材費だけでなく職人施工費もかかるため、総合的に最も費用が高くなる傾向があります。

まとめ

オフィスデザイン費用は、家具・内装・現場管理費・デザイン設計費の組み合わせで決まります。
特に家具や素材にこだわる場合は費用に大きな影響があります。
まずは自社の目的や予算に合わせて、どこにこだわるかを明確にすることが、費用管理のポイントであると同時に、高品質な素材や家具、デザイン性を重視する場合は、費用が上がることを前提に計画すると安心でしょう。
また、費用を抑えつつ効果的なデザインを実現するためには、専門家に相談しながらバランスの良い選択をすることが重要です。

※下記のページでは、弊社がご提供しているオフィスデザインについてご紹介しています。
「社員が自慢したくなるオフィスにリデザインしませんか?」

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