女性社員が喜ぶオフィスデザインとは？ポイントと事例まとめ

女性脳・男性脳という言葉を聞いたことがあるでしょうか？
簡単に違いを上げると下記のようになります。

●女性脳：感覚やイメージを重視する
・モチベーション高く過ごしたい
・直感力に優れている
・表現力が豊か
・気持ちや感覚が大事
・相手の気持ちを思いやる

●男性脳：論理やデータを重視する
・分析したい
・順序立てて問題解決したい
・理由を持って判断したい・行動したい
・結果が大事
・褒められたい

この比較を見ても、女性脳を意識して創ったオフィスは、魅力的で居心地の良い空間になりそうだと感じます。

ちなみに、女性脳は女性だけが、男性脳は男性だけが持っているわけではありません。
すべての性別が両方持ち合わせています。
ただ統計的に、女性は女性脳の、男性は男性脳の割合が高い傾向があります。

ここからは、“女性社員の方からの要望”としてとしてお客様からよくお聞きするポイントを５つご紹介します。

①おしゃれな内装
女性社員の方からのご要望で最も多いのが、“おしゃれ”というキーワードです。
おしゃれな色、おしゃれな形、おしゃれな柄、おしゃれな素材を求める傾向が見られます。
おしゃれの概念は人によって異なりますが、無難なものよりは一工夫ある“デザイン性が高いもの”というのが共通点の一つです。

②居場所が選べる
目的に応じて場所を変えられるようにしたいというのもよくあるご要望です。
業務をする、ランチをとる、休憩する、それぞれ違う場所に移動することで気分もリフレッシュできて、仕事の生産性も上がるということです。
ABWは、まさに上記のような視点から生まれたオフィススタイルといえます。

③癒やし
リラックスできる環境がほしいというのもよくあるご要望です。
具体的には、業務の合間に気分転換できる休憩スペースやフリースペースがあって、それらは、執務スペースとは違う、柔らかい雰囲気の素材や色味を使った内装にしたいといったことです。
また、観葉植物やお花といった自然のものも癒やし空間を作るポイントとなります。

④ハイセンスな家具
オフィス専用の事務的な家具よりも、一般家庭や飲食店などで取り入れられるような、デザイン性の高い家具をご要望されることが多いです。
特に、執務スペース以外の場所やエントランス、応接室などは、高級感のあるデザイナーズ家具が求められます。

⑤整った設備環境
デザイン的なことだけでなく、設備環境に関するご要望もあります。
具体的には、トイレ・空調・換気・収納（整理整頓）の最適化です。
特にトイレは、オフィスで唯一1人になれる大事な場所と考えている方が多く、衛生面に加えて、広さや居心地の良さなどが求められます。
また空調や換気は体調に影響を与えるものということもあって、優先度が高い傾向があります。

それでは最後に、女性視点を取り入れたオフィスデザイン事例をご紹介します。

こちらは、元々女性社員の割合が多いお客様のオフィスデザイン事例です。
スキンケアやヘアケアなどの生活用品開発事業を展開されていらっしゃいます。

「明るさと自然を感じる開放的なオフィス」をテーマにしたい、というご要望を元に創りました。

113坪の広いスペースに、エントランス、ショールーム、ミーティングルーム、業務スペース、フリースペースが見渡せるように配置されたオープンなレイアウト。
随所に使われている観葉植物が癒やしをもたらしています。

※オフィスの様子は、下記の事例記事で詳しくご紹介しています。
「ガラスと光とグリーンと…心までオープンになるオフィスデザイン事例」

こちらは、「開放的で、居場所を選べる、落ち着くオフィス」をコンセプトにデザインしたオフィス事例です。

2フロアに渡るオフィスには、 オープン席、ブース席、ファミレス席、カフェカウンターなどがあり、業務内容や気分によって選べるフリーアドレスとなっています。

また、体調が悪い時などに横になって休める救護室は、女性社員はもちろん、男性社員にも喜ばれています。

※オフィスのレイアウト図や実際の様子は、下記の事例記事をご確認ください。
「居場所を選べる快適空間！ABWスタイルのオフィスデザイン事例」

こちらは、外資系企業のオフィスデザイン事例です。
「ボタニカルガーデン」テーマにデザインした空間は、オランダ発のインポート家具や糸カーテンなどを取れ入れた、ハイセンスで洗練された空間です。

柱や透明ガラスに貼った植物がモチーフのデザインシートも、おしゃれ且つ癒やされる内装です。

※下記の事例記事では、写真を多数公開しています。
「おしゃれな装飾でボタニカルガーデンを表現したオフィスデザイン事例」

こちらは、女性向け医療機器の開発事業を手掛けていらっしゃるお客様のオフィスデザイン事例です。

“レンガ造りのオフィスビルとマッチするようなオフィスにしたい”というご要望を元にデザインした空間は、インダストリアルでスタイリッシュな雰囲気でありながら、ホワイトファブリックのソファやKANEDEMONOのテーブル、温かみのあるデザインガラスボールシェード照明などを取り入れ、オーガニックな要素もプラスしました。

ニューヨークのブルックリンをイメージしてデザインされています。

※下記の事例記事では、採用したオフィス家具などについても解説しています。
「ブリックタイルを使ったブルックリンスタイルのカフェ風オフィスデザイン事例」

こちらは、法律事務所のオフィスデザイン事例です。
女性のオーナーが元々インテリアにお詳しく、家具選定などもご協力いただきながら進めました。

特に特徴的なのは壁紙、キッチンには海を感じさせるとうな爽やかなブルーのデザインを、トイレにはマリメッコとサンゲツが共同開発したカラフルなドットのデザインを採用しています。

トイレの外に別で設置した収納棚つきの洗面台は女性ならではアイデア、身だしなみを整えるのに便利です。

※オフィスの様子は、下記の事例記事をご確認ください。
「おしゃれな壁面クロスが空間のポイントになった、法律事務所のデザイン事例」