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フリーアドレスデスクとは?様々なタイプや選び方、導入事例もご紹介

テレワークとオフィス出勤のハイブリットワークが主流となる中、出社した際は座席を自由に選べるフリーアドレスを導入する企業が増えています。

その際に必要となるのがフリーアドレスデスクです。

今回は、このフリーアドレスデスクについてご紹介するとともに、導入するメリット・デメリット、最適な種類を選ぶ方法などを解説します。
また後半では、実際にフリーアドレスデスクを取り入れたオフィスデザイン事例もご紹介していますので、ぜひご参考にご覧ください!

目次

フリーアドレスオフィスに欠かせない“フリーアドレスデスク”とは?

フリーアドレスデスクとは?様々なタイプや選び方、導入事例もご紹介

フリーアドレスデスクとは、フリーアドレスオフィスを創るのに必要な機能性とデザイン性を兼ね備えた、ワーキングデスクのことです。

フリーアドレスデスクには様々なタイプがあり、内装やレイアウトによって最適なものは異なりますが、どれも“オフィスの自由度を高めるデスク”という点で共通しています。

また、フリーアドレスデスクは、フリーアドレスの進化系であるABWを意識したオフィスでも取り入れられています。

※ABWについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
「オフィス管理責任者必見!今更聞けないABWの意味・効果・実践法を徹底解説!」

●フリーアドレデスクを導入するメリット
フリーアドレスデスクは、社内のコミュニケーション活性化や業務の生産性・クリエイティビティの向上といった、フリーアドレスならではのオフィス環境づくりに大きな役割を果たします。
また多くは、複数人用のシンプルなテーブルタイプなので、ワーキングデスクとしてだけでなく、ミーティングテーブルやランチテーブルとしても活用できるというメリットがあります。

●フリーアドレスデスクを導入するデメリット
フリーアドレスデスクは比較的サイズの大きいものが多いため、限られた広さのオフィスには向かないアイテムです。
また、個人の荷物等を置く場所がないため、導入する際にはパーソナルロッカーや移動用バッグといったプラスαの設備・備品等が必要となります。

※追加備品については、こちらの記事をご確認ください。
「事前チェック必須!フリーアドレスにする際必要となるオフィスツールとは?」

最適なフリーアドレスデスクの選び方

フリーアドレスデスクとは?様々なタイプや選び方、導入事例もご紹介

フリーアドレスデスクには様々なタイプがあります。
ここからは、自社にとってベストなフリーアドレスデスクを選ぶ方法を解説していきます。

1)必要な座席数を算出する

まずは、必要な座席数を算出します。
必要な座席数は、会社によって異なります。
全社員分の座席を確保する場合もあれば、外回りの営業が多い場合は社員数に対して80%ほどの座席数に留めたり、テレワーク中心の場合は50%以下に設定したりすることもあります。

何席用意するかは、現状、そして今後のワークスタイルに合わせて決めていきましょう。

2)レイアウトに合わせたデスクタイプの選定

フリーアドレスデスクは、下記のようなタイプに分かれます。

●対面型
向かい合わせで座るスタイルのフリーアドレスデスクです。
一つのデスクに対して6席以上と大人数向けで、比較的面積の広いデスクなので開放感があります。
正面に、間仕切りやデスクトップシェルフを設置することができるタイプのものもあります。

●片面型
横並びに座る、カウンタースタイルのフリーアドレスデスクです。
正面に人がいないので、集中環境を作ることができます。
窓際のリフレッシュスペースで採用することもあります。

●円形・正方形型
複数人で向かい合って座るスタイルのフリーアドレスデスクです。
4名や2名など、対面式よりは少ない人数用です。
距離感が近いので、チーム単位で使うのに向いています。
また、比較的コンパクトで可動性の高いタイプのものが多いので、状況に応じて設置場所を変えたり、複数を繋げて大テーブルにしたりと柔軟性が高いです。

●高さ・傾き調整型
天板の高さや傾きを調整できるスタイルのフリーアドレスデスクです。
デスク全体で調整されるタイプや、座席単位で調整されるタイプがあり、健康意識の高い企業で導入されています。
メインのワーキングデスクにプラスαで設置されることが多いです。

どのデスクタイプを選ぶかは、オフィスの広さ、レイアウト、業務スタイルなどによって変わります。また複数のタイプを組み合わせることもよくあります。

3)必要なオプション機能をピックアップ

次は、フリーアドレスデスクに求めるオプション機能・設備をピックアップします。具体的には下記のようなオプション機能があります。

●配線ボックス
フリーアドレスはノートPCの持ち歩きが基本となりますので、電源は必須となります。
ただ最近話題の電源ポールを置く場合は、配線ボックスが無くても大丈夫です。
●キャスター
デスクの脚にキャスターがついているタイプです。
レイアウトを自由に変更したい場合はついていると便利です。
●折りたたみ機能
デスクを折りたたんで小さくできる機能です。
オフィスを様々な用途で使う場合や収納したい場合は便利です。
●連結パーツ
デスクの長さを伸ばしたり縮めたりできる機能です。
座席数を増減させたい場合は便利です。

実際にフリーアドレスデスクを選ぶ際には、商品情報をよくチェックするようにしましょう。


4)フリーアドレスデスクを販売しているオフィス家具ブランドをチェック

フリーアドレスデスクは、様々なオフィス家具メーカーやネットショップで製造・販売してます。
それぞれ、デザイン・機能性・価格などが異なりますので、比較検討しながら自社に合ったものをセレクトしましょう。

●各メーカーの代表的なワーキングデスク
・オカムラ:プリシードシリーズ
・コクヨ:any table
・イトーキ:ノットワーク
・PLUS:STAGEO FREE
・内田洋行:LEMNA/OMMONS TABLE SYSTEM-i
・KANADEMONO:テーブル・デスク

ここからは、フリーアドレスデスクを取り入れたオフィスデザイン事例をご紹介していきます。

事例①:おしゃれなフリーアドレスデスクを取り入れた快適空間

フリーアドレスデスクとは?様々なタイプや選び方、導入事例もご紹介

こちらは、木目調の天板とブラックのアイアン脚がおしゃれな「KANADEMONO」のフリーアドレスデスクをとりいれたオフィスデザイン事例です。
対面型デスクがメインですが、窓際には片面型のカウンターテーブルもあり、気分によって選べるようになっています。

※オフィスの詳細はこちらの事例記事で詳しく解説しています。
「おしゃれなオフィス装飾を活かした、居抜き物件のオフィスデザイン事例」

事例②:様々な種類のフリーアドレスデスク組み合わせたABW式オフィス

フリーアドレスデスクとは?様々なタイプや選び方、導入事例もご紹介

こちらは、「開放的で、居場所を選べる、落ち着くオフィス」をテーマにデザインしたオフィスです。
2フロアに渡っており、8名用の大テーブルや、4名用の丸形デスク、スタンディングも可能なハイデスクなど、様々なタイプのフリーアドレスデスクを組み合わせてコーディネートしています。

※採用した家具の詳細や事例の様子はこちらでご覧いただけます。
「居場所を選べる快適空間!ABWスタイルのオフィスデザイン事例」

事例③:カウンターデスクを取り入れた自然光が明るいフリー空間

フリーアドレスデスクとは?様々なタイプや選び方、導入事例もご紹介

こちらは、オフィスリフォームを機にフリーアドレスを導入し、座席数も減らした事例です。
「コクヨ」のものを中心に、片面型のフリーアドレスデスクを窓際に設置することで、開放感がありながらも、業務に集中できる環境を作りました。
緑を多く取り入れた公園のようなナチュラルな内装も特徴的です。

※オフィスの様子は、こちらの事例記事でご覧いただけます。
「テーマは“緑あふれる公園” グリーンが映えるフレッシュなオフィスデザイン事例」

事例④:フリーアドレスデスクを造作したかっこいいオフィス空間

フリーアドレスデスクとは?様々なタイプや選び方、導入事例もご紹介

こちらは、デスクをすべて造作したオフィスデザイン事例です。
古材風に加工して作られた天板と、ブラックに塗装したスチール脚を組み合わせて、長方形、楕円形、120℃型、カウンターと色々な形のデスクを作りました。
一部を除いてフリーアドレスとなっているため、個人ロッカーも完備しています。

※オフィスの様子は、こちらの事例記事でも詳しく解説しています。
「造作家具が味わい深い…ヴィンテージ感のあるカフェ風オフィスデザイン事例」

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