【手軽にできるオフィス改革】今、オフィスを見直すならココがチェックポイント6選
オフィス改革は、一度行ったら終わりではなく、時代の移り変わりやワークスタイルの変化に応じて何度も取り組まなければならないものです。
しかし実際には、“部分的なオフィスリフォームから始めたい”“コストを抑えてオフィスをリフレッシュさせたい”という企業が少なくありません。
そこで今回は、手軽にできるオフィス改革として、チェックしておきたいポイントとその改善方法をまとめました。ぜひご参考にご覧ください!
オフィスの見直しチェックポイント①:コロナ後の働き方に対応したオフィス環境に整える
コロナ禍を経て、働き方が大きく変わりました。まずは現在のオフィスがその変化に適応できているかを確認しましょう。
●使われていない座席の把握
テレワークの導入により、日常的に空席が発生している企業も少なくありません。
そのままにしておくと無駄なスペースになってしまうため、まずは空席の状況を可視化しましょう。
その上で、不要な席を撤去して空いたスペースを打ち合わせコーナーや休憩スペースなどに有効活用するのがおすすめです。
●レイアウトの見直し
テレワークやハイブリッドワークを採用している企業では、固定席のメリットが薄れています。
フリーアドレスや、業務に応じて場所を選べるABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)にすることで、社員の自由度が高まり、出社意欲の向上にもつながります。
●1人用のワークブースの設置
Web会議が主流になった今、1人用のワークブースは欠かせない設備です。
「スペースが足りない」と感じる場合でも、空席や収納の見直しにより設置スペースを確保することが可能です。
最近はコンパクトなブースも多く、導入しやすくなっています。
オフィスの見直しチェックポイント②:オフィスのペーパーレス化に向けて収納を見直す
書類の電子化が進む中で、収納スペースの見直しも重要な課題です。無駄を省き、空間を有効活用することが求められます。
●デスク下のワゴンを廃止する
ワゴンをなくすことで、デスク幅を100cm程度までコンパクトにすることが可能です。これにより生まれたスペースは、ワークブースやミーティングスペース、リラックスエリアとして活用できます。
●個人ロッカーを導入する
個人の荷物は、床面積を効率よく使えるパーソナルロッカーに収納するのがおすすめです。高さ180cmまで積み上げられるため、省スペースで多くの荷物を収められます。
●レンタル倉庫を活用する
どうしても収納が必要な場合は、オフィス外にレンタル倉庫を活用する手もあります。オフィスよりも坪単価が安く、ダンボール単位で管理できる倉庫サービスもあるため、効率的にコストを抑えられます。
オフィスの見直しチェックポイント③:オフィスの床を見直す・貼り替える
床は汚れやすく、老朽化が目立つ部分でもあるため、長年同じオフィスを使っている企業ほど見直しの効果は大きいです。
●見直したいエリア
全面的な張り替えが難しい場合は、休憩スペース、エントランス、会議室など、人目に触れる機会が多い場所から優先して改善するのがおすすめです。
100坪程度のオフィスであれば、週末の1〜2日で工事が完了することができます。
●おすすめの床素材
用途に応じて素材を選びましょう。
例えば、エントランスには高級感のあるカーペット、キッチンやカフェコーナーには水に強く掃除しやすい塩ビタイルなどが適しています。最近では、ワックス不要のフローリングも人気です。
●おすすめの床デザイン
床材のデザインを変えるだけで、オフィスの印象が大きく変わります。
木目調のヘリンボーン柄や、汚れが目立ちにくいヴィンテージ調などが人気です。
大掛かりなリフォームをせずとも、空間の雰囲気を一新できます。
オフィスの見直しチェックポイント④:オフィスの照明機器・電球の見直し
政府は2027年に蛍光灯の製造・販売終了を予定しています。これを機に照明機器の見直しを検討しましょう。
●オフィスにおすすめの照明機器
照明によってオフィス全体の印象は大きく変わります。ライティングレールは照射位置を自在に調整可能。ダウンライトは空間をすっきりと見せ、ペンダントライトはオフィスのデザイン性を高めます。まずはカフェスペースやリフレッシュスペースから導入してみるのが効果的です。
●コスト削減のコツ
既存の蛍光灯器具をそのままに、球だけLEDに交換したり、スポットライトを追加したりすることで、撤去費や原状回復費をかけずに照明環境をアップデートできます。
オフィスの見直しチェックポイント⑤:オフィスの窓際の見直し(ブラインド)
ブラインドの劣化は意外と目立ち、オフィスの印象を大きく左右します。定期的な点検と取り替えを心がけましょう。
●おすすめの素材
夏場の暑さ対策には、遮熱シートや遮光カーテンが効果的です。
また、カフェ風のオフィスにはウッドブラインド、柔らかい印象を与えたい場合にはロールスクリーンを選ぶと、デザイン性と機能性を両立できます。
オフィスの見直しチェックポイント⑥:オフィスグリーンや壁面アート導入のススメ
見直しというよりも、プラスαでおすすめしたいのが、空間に彩りを添える「オフィスグリーン」と「アート」の導入です。
●オフィスグリーンの取り入れ方
できる限り本物の植物を置くことで、自然の温もりや癒し効果を得ることができます。
社員が水やりや手入れに関わることで、オフィスへの愛着も高まります。
難しい場合は、フェイクグリーンとの組み合わせやメンテナンスサービスの利用も検討しましょう。
●オフィスアートの取り入れ方
お気に入りの絵画や写真を大きく印刷して壁面クロスとして貼ると空間の印象は大きく変わります。
専門会社に依頼して、企業の理念や歴史をグラフィックアートにすることも可能です。
オフィスアートは、社員の創造力や会話を促進するツールとしても効果的です。
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