クリエイティブ企業の発想をオフィスに。世界観を形にしたユニークなオフィスデザイン事例3選

まずご紹介するのは、コンサートやイベントなどのプロデュース事業を展開されていらっしゃるお客様のオフィスデザイン事例です。

一歩足を踏み入れた瞬間に気分が高まる、華やかなエントランスが印象的な空間となっています。

大量のフラワーボックスが彩る色鮮やかなエントランス空間

天井から床まで、壁一面を飾るのはニコライ・バーグマンのフラワーボックス。
ブランドを象徴する鮮やかなグラデーションは、来訪者に「期待感」と「エネルギー」を感じさせます。
空間そのものが企業の世界観を語り、来客体験を高める仕掛けになっています。

フラワーボックスは、お取引企業様との絆の証

こちらのフラワーボックス、実はオフィス内装費用には含まれておらず、お客様がお取引されている企業様（複数社）からの移転祝いが元資になっています。
一般的な胡蝶蘭などではなく、ずっと残る形にしたことで、「絆」が目に見える内装となりました。
企業の関係性を象徴するデザインは、ブランディング効果も高い手法です。

水やりのいらないオフィスグリーンにも注目！

もう一つ、こちらのオフィスで興味深いのが、水が自然循環する観葉植物棚を採用していること、
手間をかけずにグリーンを維持できる仕組みです。
植物の癒し効果を最大限に受けられるだけでなく、持続可能性の観点からも注目のアイデアです。

※詳しいオフィスの様子はこちらの事例記事で公開しています。
「ニコライ バーグマン フラワーズ ＆ デザインのフラワーボックスアレンジメントが華やかに彩るお洒落オフィス」

次にご紹介するのは、デジタル分野を中心としたコミュニケーションデザイン事業を展開されていらっしゃるお客様のオフィスデザイン事例です。
“遊び心”という表現がぴったりの、個性的で楽しい大人の秘密基地に仕上がっています。

共通の“好き！”をオフィス内装に込める

こちらの会社はお2人で経営されているのですが、共通の趣味がゲーム。
中でも、「スプラトゥーン」がお好きということで、その世界観を空間に再現しています。
ブルーとイエローをベースとしたガレージ風の内装で、ゲームに出てくるアイテムをインテリアとして飾っています。

素材の買付けまで自身で行う本物志向

壁に張った古材や、バーカウンターのトタンなどは弊社担当者とお客様で実際に古材屋さんへ足を運び、その場で選びました。
エイジング塗装は細部まで調整し、リアルな質感を追求しています。
素材選びから関わることで、オフィスへの愛着を育む効果も期待できます。

こだわりのローテーブルをDIY

リラックススペースに置かれたローテーブルは、自社で天板と脚を組み合わせて製作。
手をかけて作った家具には、働く人の情熱が宿ります。
DIY要素を部分的に取り入れると、コストを抑えつつ「らしさ」を表現できます。

※オフィスの詳しい作り方は、下記の事例記事で解説しています。
「テーマは“大人の秘密基地” 個性的でスタイリッシュなオフィスデザイン事例」

最後ににご紹介するのは、マネジメント事業を展開されていらっしゃるお客様のオフィスデザイン事例です。

写真映えするデザインが特徴で、SNS発信との相性も抜群です。

どこで撮っても絵になる空間

内装には、キーカラーのパープルをアクセントとして配置し、ファミレスブースやソファなど異なる家具を組み合わせることで、視覚的な楽しさを演出しています。
来客時だけでなく、社員のモチベーションアップにもつながります。

映えるオフィスは壁紙にこだわるのがポイント

ヘリンボーン柄・ボタニカル柄・ストーン柄など、場所ごとに異なる世界観を設定しました。背景が選べるので、撮影スタイルに応じて空間を使い分けられます。
企業の発信力を高めたい場合におすすめのアプローチです。

床デザインで足元からおしゃれな空間に

エントランスの下がガラス張りになっていたので、そこにモスや観葉植物を敷き詰め、足元にまでデザイン性を取り入れた空間に仕上げました。
思わず写真に撮りたくなる“体験型デザイン”で、来訪者の心を掴みます。

※実際のオフィスの様子は、こちらの事例記事で詳しく解説しています。
「おしゃれで写真映え抜群！紫と天然カラーに彩られたオフィスデザイン事例」

今回ご紹介したクリエイティブ・エンタメ系企業の事例に共通しているのは、企業の個性を空間で表現していることです。
・世界観を伝えるデザイン
・「好き」を形にして愛着が湧く空間
・写真映え・発信力のある内装
どれも 一部を取り入れるだけでマネしやすいアイデア ばかりです。
自社らしいオフィスづくりのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。