本社・支社の内装を再現 自然光の入る明るいオフィスデザイン事例

窓面の明るさを活かした開放的なオフィスレイアウト

今回は、移転によって空いた隣のオフィスを増床しリフォームしました。

景観の開けた窓面側にバーカウンターと事務の方向けの座席、中央に営業の方向けの業務席と休憩スペース、壁側に会議室と倉庫兼更衣室をレイアウトしました。
エントランスから入ってすぐの場所には、6名用の会議室もあります。

内装については、“東京本社・大阪支社と統一させたい”というご要望を頂いていたため、オフィス家具や壁・床の内装なども含め、同じもの、または似ているものを導入しています。

透明ガラスの間仕切りが開放感をもたらす、オープンなエントランス

こちらはエントランスです。
透明ガラスからオフィス内部が見渡せるオープンな雰囲気です。
電話台は、ブラックに焼付塗装されたスチールで造作しています。
正面のガラスには、カッティングシートとアクリル素材で作った切文字の企業サインを貼っています。

入口は、お客様用と社員用に分かれています。

社員用の入口には、「Smart dual lock」というICカード＆パスワード式のセキュリティシステムを導入しています。

社員用の入口の先には、タイムカードの他、個人ロッカーとハンガーラックを設置しています。

お客様用の入口には、ガラス扉に対応したセキュリティシステムを導入しています。
「LOCKMAN」のものです。

造作のバーカウンター 出窓も物置台として活用

こちらは、お客様用の入口から入って正面、窓際にレイアウトされてるバーカウンターです。
大阪支社と同様のデザインのものを造作しました。
木目調のカウンター台にブラックの天板を設置、間にLEDテープライトを貼って足元が光るようにしています。

天井からは「DAIKO」のペンダントライトを3つ吊るしています。

お客様のご要望をもとに、奥行きのある窓枠にシートを貼ってものが置けるようにしました。コンセントも完備しており、写真ではコーヒーメーカーやケトル、カクテルボトル、観葉植物などが置かれています。

東京・大阪オフィスの内装を再現した業務スペース

こちらは営業の方向けの業務スペースです。
天板と脚をカスタマイズして注文したワーキングデスクとネットショップで見つけたチェアを組み合わせています。大阪支社と同じものです。

奥には、商品カタログを収納した「オカムラ」のワークカートを設置、営業の方がオフィスで業務するの際、それを座席まで引いてきて使えるようにしています。

天井はスケルトンにしました。
元々きれいだったため、配線等一部塗装しているものの、梁など大部分はそのままの状態を活かしています。

照明は、ライティングレールを敷いて同色のスポットライトを設置、床は落ち着いた色味の木目調塩ビタイルを貼っています。
こちらも東京本社・大阪支社と同様のものです。

オフィスのシンボル、アルコランプがおしゃれな休憩スペース

こちらは休憩スペースです。
シルバーフレームとブラックEPUレザーのソファ、イサムノグチのリプロダクトテーブル、アルコランプでコーディネート、こちらも大阪支社と揃えています。

右奥のドアは、4名用の会議室に続いています。
“防音にしたい”というお客様からのご要望を下に、防音効果のあるドアを採用しました。
囲っている壁面も、ドアの色味に合わせたダークブラウンの木目調クロスを貼っています。

会議室の隣には、倉庫兼更衣室がレイアウトされています。
女性社員が小物を収納できるロッカーとともに、体調の悪い横になれるソファベットも設置、救護室としての機能も持たせています。

モネの壁面クロスが華やかな4名用会議室

こちらは、4名用の会議室です。
東京本社・大阪支社同様、壁面にデザインクロスを貼っています。社長様から頂いたいくつかの候補の中から、奥行きが出るモネの絵画を名古屋支社の担当者様と一緒に選びました。

床には、「東リ」のシャインマーブルのカーペットを敷き、壁には淡い石目調のクロスを貼っています。大阪支社と同じものです。

写真はありませんが、エントランスの横には6名用の会議室もあります。
内装はそのままに、柱の幅分間仕切りの位置を移動させて広くしました。

完成したオフィスをご覧になられたお客様からは、“いつもと変わらぬ素晴らしいお仕事、ありがとうございました”というお言葉をいただき、弊社としても大変うれしく感じています。