企業の伝統と革新をモノトーンで表現したエントランス改装
今回ご紹介するのは、創業から約70年という老舗の電気会社様のオフィス改装事例です。
お客様は、創業時から変わらず大田区石川町に自社ビルを構えられていらっしゃるのですが、組織体制を変更されるタイミングにて、会社の顔となるエントランスをリニューアルされたいと、HPにお問い合わせを頂きました。
“老舗企業として、お客様から信頼感を得られるようなデザインにしたい”とのご要望を受けて、デザインはできる限りシンプルに、色はモノトーンで統一感を持たせることで、重厚感のある落ち着いた雰囲気にまとまりました。
モダンに変身。白と黒の組み合わせが映えるエントランス
エントランスデザインは遊び心あるデザインが光る、模様のある床がポイント
こちらはエントランスです。
リフォーム前は、時代を感じさせる昔ながらの作りでしたが、壁を白で塗り直し、余計な色は入れず、黒を組み合わせることで、全体的に引き締まった空間に生まれ変わりました。床は、敢えて真っ黒ではなく、まだら模様を取り入れることで少しだけ遊び心を加えています。
メタリックなロゴが輝く、モダンで洗練されたファサード
ガラスのスリットを入れて重厚感の中にもシャープな印象を感じさせるエントらランスデザイン
正面のファサードも、重厚感のある黒を選択、サイドにガラスのスリットを入れることでシャープな印象を持たせられるようにデザインしました。企業ロゴはメタリック素材で作り、モダンな要素をプラスしています。
オフィスの第一印象を変える210センチサイズの大きなドア
オフィスの印象を劇的に変えるドアは大きなサイズに変更し、イメージチェンジを実現
ドアも、リフォーム前は昔ながらの低く小さなタイプのままでしたが、設計し直し210センチの大きなものに作り変えました。
ドアのリニューアルは、一般的にその重要性が分かりづらい部分なのですが、実はオフィスの印象を大きく変える要素になります。
自然光と照明の工夫で重厚感がありつつも明るい会議室空間へ
広々とした元倉庫から開放的な会議室に。ダウンライトの照明で居心地の良い空間へ
こちらは元々倉庫として使用していた場所なのですが、広いスペースと大きな窓を活かして開放的な会議室にしました。壁にかけられた富士山の絵はお客様のセレクション、重厚感のあるお部屋の雰囲気に良く合っていて素敵です。照明は、これまでの蛍光灯を外しダウンライトにすることで、居心地の良い空間になりました。
床の絨毯は、同系色のグレーが混ざったタイプを敷いているのですが、こちらの方が単色のものよりも少しだけ柔らかさを出すことができます。
窓に設置したブラインドカーテンから差し込む自然光が、部屋全体を明るくしてくれています。
当初お客様は、極力シンプルなデザインをと希望されていましたが、エントランスや会議室全体が重くなりすぎない様、ほんの少しデザイン性のあるまだら柄の床をご提案したところ、快くチャレンジしてくださいました。
その際に、素材のサンプルなどをしっかりご確認いただくことで、イメージ通りの雰囲気に仕上がり、お客様にもご満足頂けたようで安心致しました。
- お客様
- 双興電気株式会社
- 業種
- 人・施設・物品の管理表示システムの開発/設置/管理
- 工事範囲
- エントランス・会議室
- 坪数
- 20坪
- 設計打合せ
- 工事期間
- お打ち合わせ~工事完了まで3ヶ月
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