【オフィスデザイン事例】ヴィンテージでかっこいいデザインのヒミツ
今回ご紹介するのは、印刷・製版の事業を展開されているお客様のオフィスデザイン事例です。
元々2フロアに分かれていたオフィスを1フロアにまとめ、拡大移転されたいとのことでWebサイトよりお問い合わせを頂きました。
テーマは「ヴィンテージかっこいい」
今回は、エントランス・会議室・業務スペースをデザインさせて頂いたのですが、レイアウト、内装、使用素材を含めてとてもこだわりのつまったオフィスに仕上がりました。
“かっこいいオフィスを作りたい!でも機能性にもこだわりたい”とお考えの方に、ぜひご参考にしていただきたいオフィスデザイン事例です。
ブリックタイルの内装でヴィンテージ感漂うエントランス
ブリックタイルや古材風の床材などを使用し、レトロな魅力が広がる空間に
こちらはエントランスです。
壁の一部にはブリックタイルを敷き詰めました。
古材テイストの床材や同系統のウッドカウンター、アンティークな電話を組み合わせることで、ヴィンテージ感やレトロ感を演出しています。
カウンターの一部や社名版の黒が差し色の役目を果たしています。
また、コーナーの観葉植物の緑を置くことでバランスの良い配色を実現しました。
壁に敷き詰められたヴィンテージ調ブリックタイル
職人によって一つひとつ貼られたタイル。色合いの濃淡でよりレトロな雰囲気を醸し出す
ブリックタイルは、左官職人に手で一つづつ貼って仕上げられるので、レンガ調シートよりもリアルで味のある風合いを醸し出します。
敢えて濃淡の異なるものを並べることで、よりヴィンテージっぽいかっこいい印象になります。
周囲と調和するデザインのエントランスカウンター
かっこいい雰囲気とマッチしたエントランスカウンターは、オリジナルで造作された一点もの
エントランスのカウンターは、サイズをあわせてオリジナルで作成しました。
実際に使用されているレトロな電話機
エントランスのシンボル的なアイテムで、普段からも活用されている電話機
こちらのレトロな電話機は、お客様がインターネットで探されて見つけたものです。
ヴィンテージかっこいいエントランスの雰囲気のシンボル的な存在、とてもマッチしていて素敵です。
ちなみに飾りではありません、実際に使用されています。
かっこいい印象を与える黒基調のエントランスサイン
黒を基調とし、シルバーでアクセントを加えたエントランスサイン
こちらは企業サインです。
細部までこだわりが光る企業ロゴ
職人の手で丁寧に造られた、ステンレス素材のシャープな企業ロゴ
企業ロゴはステンレスの切り抜いて作りました。
また企業名については、ステンレスの切文字を使用しました。
切文字は、ステンレスの他に木・アクリル・発泡スチロールなどの素材で作ることも可能で、文字の細さやフォントなども自由に選んで作ることができます。
今回は“かっこいい”がテーマなので、細めのシャープなフォントをセレクトしました。
切文字は、細いピンで壁に固定されています。
こちらは職人の方が一つ一つ丁寧に打ち付けています。少しでも高さが異なると不自然な印象になるため、まさに熟練された職人技が必要な部分なのです。
正確に固定された切り文字を打ち付けると、上記のようにステンレスの影が生まブラックの壁に美しく浮かび上がります。
窓からの眺望が美しい、開放的な会議室
壁や照明、家具をヴィンテージ調で揃え、神田川を眺められるリラックス空間を演出
こちらは会議室です。
オフィスビルが神田川沿いに建てられており、ここからの眺めは素晴らしいです。
その眺望を活かして、会議室空間も開放的な雰囲気にしました。
テーブルは、造作した古材風木天板に既製品の脚を組み合わせてオリジナルで製作しました。
イスは、イームズアルミナムグループマネージメントチェアのリプロダクト製品を合わせました。
照明は、無機質な蛍光灯を取り外し、電球色のスポットライトに入れ替え、より柔らかいリラックスできる空間を演出しました。
壁も、エントランスとの繋がりを作るため同じブリックタイルを使用、おしゃれかっこいいカフェのような会議室の仕上がりました。
エントランスと会議室を仕切るガラス壁
一面がガラス張りであるため、より開放感のある空間を実現
エントランスとの仕切りも一面ガラス壁を設置しているので、より開放感がある空間になっています。
シンプルな内装で魅せる、ゆとりある空間
余計なものを置かないことで、限られたスペースの中で広さを演出
限られた広さではありますが、余計なものを置かずシンプルな内装にしているので狭さを感じさせません。
奥行きを感じる会議スペース
シーリングライトやチェア、仕切りのフレームなど随所の黒が空間にメリハリをきかせた会議室
エントランスとの一体感があるブリックタイル調デザイン
会議室にブリックタイルを使用し、色合いなども統一することで、フロア全体の一体感を演出
エントランスとも一体感がありますね。
収納力に優れた書類棚を設置した執務室
天井まで届く大きな書類棚は、ご要望に合わせてオリジナルで製作
こちらは執務室です。
お客様の業務の内容上、書類や紙、印刷サンプルやインクなど多数の保管物があるのですが、それを効率的に収納したいとのお客様の希望により、工事前に急遽天井まで届く大きな造作棚を作ることになりました。
通常オリジナルで製作する場合、既製品よりはお値段がかなり上がってしまうのですが、弊社では、材料メーカーと直接お取引できるため、比較的リーズナブルにご提供することが可能です。
オリジナルで製作すると、棚の仕切り方なども自由に設定できるため機能性を高めることができます。
今回は、棚が間仕切りの役割も果たしており、倉庫とオフィスを2つの空間に分けています。
デザイン性に加え、機能性にも優れたオリジナル書類棚
用途に適した書類棚を造れるのは、オリジナル製作ならではの良さ
プリンターのインクなどの収納には、低い列がある棚が必要となり、既製品で最適なものを探すのは、なかなか難しいですね。
無垢の木パネルで仕上げた特別な応接室
使用する木材にこだわり、ナチュラルであたたかみを感じる応接室に
こちらは応接室です。
他の共有エリアと違い、がらっとイメージチェンジするため、無垢の木パネルを一面壁に仕上げ、ナチュラル感を出しました。
冷たいイメージの応接室がより温かでリラックス出来る空間になりました。
ライトブルーの壁が印象的な明るい配色のリラックス空間
白系の無垢の木を使用し、明るい印象の空間づくりを実現
窓のない部屋ですが無垢の木が白みのある色なので、明るい印象になります。
執務室へと繋がる廊下
エントランスや執務室と一体感のある、ヴィンテージ調の廊下
こちらは、エントランスから執務室につながる廊下です。
今回のヴィンテージかっこいいのテーマは、同社のおしゃれでかっこいい社長様のイメージを元にご提案させていただきました!
オフィスデザインをご提案させていただく際、弊社ではお客様の業種や組織体制に加えて社風やカルチャー、社長様の趣味嗜好などを元にテーマを設定しデザインをご提案させて頂いております。
今回は以前のオフィスから大きなイメージチェンジとなりましたが、採用して頂けて大変うれしく思います。
- お客様
- 株式会社雄進印刷
- 業種
- 印刷業
- 工事範囲
- 内装工事・間仕切り工事・家具工事・電気工事・サイン工事・引越し作業
- 坪数
- 73坪
- 設計打合せ
- 2ヶ月
- 工事期間
- 3週間
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