来客に好印象を与える１階フロアへ…部分的オフィスリフォーム事例

1階フロアをリフォームするに至った経緯

今回リフォームした1階フロア

お客様はビル1棟を借りてオフィスにされているのですが、今回リフォームしたのは、エントランス・会議室・打ち合わせスペースが併設された1階フロアです。

お問い合わせ当初、お客様からは“会議室と打ち合わせスペースを隔てているアルミパーティションを防音性の高いスチールのパーティションに変えたい”というご要望のみでした。
しかし弊社より、レイアウト変更、内装やエントランスのリフォーム、家具の入れ替え、ガラスフレームの色替えといったプラスαのご提案を差し上げたところ、内容を気に入っていただき実施するに至りました。

会議室のリフォーム

社内会議や商談の場となる会議室は十分なスペースを確保

こちらは会議室です。
1階フロアのメインの部屋となります。こちらでは、社内会議だけでなくお客様との商談も行われるということでしたので、スペースを広く確保しシンプルで居心地の良い空間にまとめました。

防音性や耐久性に優れたスチールパーティション

衝撃や音、熱などに強いスチールパーティションを採用。黒に仕上げシックな印象に

ご要望頂いていたパーティションのリフォームも行いました。

元々設置されていたアルミパーティションは、軽量で低コスト、設置が簡単でカラーバリエーションも豊富とメリットも多数あるのですが、パネルとパネルの間がダンボールのような素材なため、音を遮断する力や頑丈さに欠ける部分もあり設置場所を選びます。

一方、スチールパーティションは、コストはかかるものの、スチールと石膏ボードを素材に作られているので不燃性と防音性が高く丈夫です。また、シートを貼ることで色や柄を自由に変えられてインテリアの幅も広げられるのが特長です。
今回は黒いシートを貼ってシックな壁にしました。

スタイリッシュな木目調のミーティングテーブル

シンプルでありながらあたたかみを感じる木目調天板とメタルの脚のスタイリッシュな組み合わせ

テーブルは、オカムラの「PRECEDE（プリシード）」というシリーズのものを採用しました。シンプルでどのようなデザインのオフィスにも合わせやすく、またぬくもりある木目調の天板とスタイリッシュなメタルの脚がおしゃれなデザインです。

床のカーペットも貼り替えました。テーブル部分をダークベージュでデザイン貼りし、周りはグレーで囲って引き締めました。

コンパクトで爽やかなオフィスチェア

コンパクトなフォルムとライトブルーですっきりとした印象のオフィスチェアを採用

チェアは、おしゃれなオフィス家具をリーズナブルに展開している「AICO」のものを採用しています。
AICOは、シンプルでスッキリとしたフォルムと、オフィス仕様としての快適さや機能性の高さが特徴的な家具ブランドです。様々なタイプのオフィス家具を比較的お手軽な価格で販売しています。
今回採用したチェアは、ブルーの他にグリーン、レッド、グレー、ブラックのカラーバリエーションがあります。

棚としての機能も兼ね備えた壁面

金具を施した壁は、ショールームの棚としても使用可能

こちらの会議室をショールームとしても使用されたいとのご要望を受けて、反対側の壁に、天板を引っ掛けて棚を作ることができる金具を取り付けました。

目隠しシートを貼付したプライバシーを守る窓ガラス

外からの視線に配慮し、エントランス側の透明な窓ガラスには一部目隠しシートを施工

エントランス側の壁は開放感のある透明ガラスになっています。中央にはすりガラスとなるシート貼って目隠しにしています。

打ち合わせスペースの様子

打合せスペースには、元々の家具を設置

こちらは打ち合わせスペースです。
設置しているテーブルとイスは、これまで使用されていたものを転用しています。

ワイルドな木目調にステンレスのロゴが映えるエントランス

エントランスの機能を果たしながら、コンパクトに収まる設計に

こちらはエントランスです。
会議室の広さを確保するため、エントランスは最小限のスペースに抑えました。
社名版の背景は、会議室の壁と合わせた木目のクロスを貼っています。

照明で照らすステンレスの社名版

企業ロゴをくり抜いたステンレス製のプレートをエントランスに設置

社名版は、ステンレスを企業ロゴの形に沿ってくり抜いて制作しています。

スタイリッシュな黒のガラス窓フレーム

ガラス窓は、オフィス全体のスタイリッシュさを格上げする黒に改装

外と面したガラス窓のフレームを黒く塗装しました。
元々は、他のフロアと共通したアルミむき出しのサッシだったのですが、色を変えただけでエントランスとしての特別感が出て、全体的に洗練された印象になりました。