ナチュラルモダンが心地よく調和する洗練されたオフィスデザイン事例
今回ご紹介するのは、消防用設備の点検・工事事業を手掛ける企業様のオフィスデザイン事例です。
Webサイトからお問い合わせをいただいたことをきっかけに、本社移転に伴うオフィス内装をご支援させていただきました。
新たなオフィスづくりにおいて大切にしたのは、「上質感」「信頼感」「安心感」。
シンプルをベースにしながらも、素材や照明、ディテールにさりげない工夫を施し、訪れる方にも働く方にも心地よく感じていただける空間を目指しました。
「社内外を問わず、自社に関わるすべての人にとって快適なオフィスをつくりたい」そんな想いをお持ちの企業様に、ぜひ参考にしていただきたいオフィスデザイン事例です。
上質感・信頼感・安心感に包まれるオフィスデザイン

ナチュラルな素材感と心地よい温かみを感じられるオフィス内装
増員に伴う拡大移転ということで、既存オフィスはそのまま活用しつつ、本社機能を新たな拠点へ移転されました。
新オフィスには、エントランス、会議室、執務室、リフレッシュスペース、社長室、更衣室、倉庫をレイアウト。
躯体に関わるB工事と、内装に関わるC工事を専門業者と連携しながら進めていきました。
内装デザインでは、
・働きやすく、心地よい空間にしたい
・シンプルで、華美になりすぎないオフィスにしたい
というご要望をもとに、ナチュラルな素材感と温かみを感じられる空間をご提案しています。
また、オフィス家具はすべて新調。
「オカムラ」の家具を中心に、ネットショップ製品や造作家具を組み合わせました。オカムラ製品は、お客様とショールームへ足を運び、実際に確認しながら選定しています。
柔らかな曲線と植栽がお客様を迎えるエントランス空間

ナチュラルモダンなオフィスエントランスデザイン
こちらはエントランスです。
正面には、やわらかな印象を与えるR壁を採用。表面は左官仕上げの塗り壁とし、素材感のある上質な空間に仕上げました。
照明も温かみのある色味を選定し、やさしく落ち着いた雰囲気を演出しました。
床には、シャンパンゴールドを思わせる上質感のあるカーペットを採用しています。
中央に配置した苔山は、本物の植栽です。
珍しい樹種や揺らぎのあるフォルムの植物を選び、アッパーライトで照らすことで、天井に陰影が映り込む印象的な演出を行いました。
植栽はお客様が買い取られており、現在はグリーン専門業者とメンテナンス契約を結ばれています。
また、電話台や照明まわりなど足が当たりやすい箇所には岩を配置し、植物が傷まないよう配慮しています。
企業サインは、あえて背面パネルを設けず、ロゴと文字のみを発光させる仕様に。
グリーンの中に自然に溶け込みながら、浮遊感のあるデザインに仕上げました。

オフィスエントランスの壁に自然と溶け込む防災扉
壁の両サイドには防災扉がありますが、天井まで高さのある建具を採用し、さらに壁との取り合いを丁寧にパテ処理することで空間に自然に溶け込むよう工夫しています。

植栽で視線を緩やかに遮る打ち合わせスペース
奥には、来客対応ができる打ち合わせスペースを設置。
苔山によって視線がやわらかく遮られる配置となっています。
このスペースのみ床をグリーンカラーに切り替え、さらに「FLYMEe」のペンダントライトを組み合わせることで、空間にアクセントを加えました。
既存仕様を活かしたシンプルな執務空間

木目とブラックを基調としたシンプルな業務スペース
こちらは執務室です。
既存仕様をできる限り活かしながら、シンプルかつ機能的に仕上げました。
木目とブラックを組み合わせたデスク・チェアには、「オカムラ」製を採用。スタイリッシュでありながら、落ち着きのある執務空間を演出しています。

ワーキングデスクとワーキングチェアは、オカムラのオフィス家具を採用

自立タイプのスチールパーテーションで圧迫感を抑えた更衣室&倉庫
執務室内に、天井まで塞がない自立タイプのスチールパーテーションを設け、更衣室と倉庫スペースを確保しました。
パーテーションには、リフレッシュスペースと同じ木目柄シートを採用。空間全体に統一感を持たせるとともに、天井との固定柱のないデザインを選ぶことで、圧迫感や“仮設感”が出ないよう工夫しています。
建具は、ブラックカラーのものを取り入れて、空間全体を引き締めました。
ガラス越しにつながる落ち着きある社長室

開放感を維持しながらプライバシーにも配慮した内装
こちらは執務室に隣接した社長室です。
ガラスパーテーションを採用しながらも、視線をやわらかく遮るグラデーションフィルムを施工。開放感を保ちつつ、適度なプライバシーを確保しています。
造作家具と照明で演出したカフェ風のリフレッシュスペース

社員同士の交流やリラックスを促進する空間設計
こちらはリフレッシュスペースです。
窓際のカウンターテーブル、中央のハイテーブル、奥のパントリー棚はすべて造作しました。
既存照明を残しながらライティングレールを追加し、スポットライトやペンダントライト、壁にはブラケット照明を組み合わせることで、カフェのようにリラックスできる空間を演出しています。
床にはモルタル調の塩ビタイルを2種類貼り分け、ハイテーブル周りには少し暗めのカラーを採用。照明から実際に床に落ちる影と自然につながるよう計算されたデザインとなっています。

空間に奥行きと広がりをもたらす鏡の装飾
さらに、奥の木目クロス壁には3枚の鏡を設置。窓の景色を反射させることで、空間に奥行きと広がりを感じられるよう工夫しています。

カウンター席から外の景色を楽しめるリフレッシュスペース
窓際には、スカイツリーを望めるカウンター席を設置。
このカウンターはキャスター付きとなっており、窓際設備の点検作業時には移動できる仕様です。
壁には、以前のオフィスで飾っていたラッセンの絵画を移設しました。
中央のハイテーブルは、この空間のシンボル。
側面にはブルー系タイルを施工し、天板下から間接照明を照らすことで、ほどよい高級感と遊び心をプラスしました。

ブラックで統一したパントリースペース
パントリースペースは、冷蔵庫やウォーターサーバーなど生活感の出やすい設備を目立たせないよう、壁・棚ともにブラックで統一。視線がブラケット照明へ向かうよう設計しました。
事業イメージを反映した会議室デザイン

防災事業をイメージしたウォールアートが特徴的な16名用大会議室
こちらは16名用の大会議室です。
壁面のウォールアートは、「防災設備で街を守る」というお客様の事業イメージを表現しています。
ダイナミックなデザインでありながら、モノクロでまとめることで主張しすぎず、空間に自然になじむよう仕上げました。
壁面には、左官壁のような質感を持つ珪藻土壁紙を採用し、落ち着きと素材感を演出しました。

こだわりのグラデーションフィルムを貼ったガラスパーテーション
間仕切りのガラスパーテーションには、グラデーションフィルムを施工しています。
フィルムは、色味やグラデーションの濃さ・範囲などを細かく検討した上で選定。視線を適度にコントロールしながらも、圧迫感のない軽やかな印象に仕上げました。

コンパクトながらも圧迫感のない4名用小会議室
今回は、ルートCというビル設計だったこともあり、ルールや条件を確認しながら丁寧に進めていきました。
工事中には、オフィスを訪れた社員様からエントランスの植栽を気に入っていただいたり、同じフロアに入居されている他社様から内装についてお褒めの言葉をいただいたりする場面もあり、私たちにとっても非常に印象深いプロジェクトとなりました。
- お客様
- 株式会社新和防災
- 業種
- 消防用設備の保守、点検並びに整備 消防用設備の設計並びに施工 消防用設備の補修、製造並びに販売 前各号に附帯する一切の業務
- 工事範囲
- エントランス、業務スペース、会議室、社長室
- 坪数
- 100坪
- 設計打合せ
- 約4か月
- 工事期間
- 約2か月
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